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経歴から抹消してしまいたいデヴィッド・ボウイのアルバム「ネバー・レット・ミー・ダウン(Never Let Me Down)」(ベスト・オブ・ボウイ)

records

「Day-In Day-Out」がプレイされるたびに、このアルバムはデヴィッド・ボウイではない誰かのアルバム…と心の中で言い続けていました。

「スケアリー・モンスターズ」までの研ぎ澄まされたような音楽性はいったいどこに行ってしまったのでしょうか?

どうにも理解できずにいます。

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このアルバムはデヴィッド・ボウイのアルバムの中で、最も聴かないアルバム

Never Let Me Down [ENHANCED CD]
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デヴィッド・ボウイはなぜこのような深みにはまってしまったのでしょうか?

このアルバムはデヴィッド・ボウイのキャリアの中では最悪です。
このようなアルバムは誰が作ってもいいのですが、デヴィッド・ボウイは作ってはいけなかったのです。

日本版では12曲構成だったアルバムは最終的に2曲が削られ10曲構成になっています。

Never Let Me Down

  1. Day-In Day-Out
  2. Time Will Crawl
  3. Beat Of Your Drum
  4. Never Let Me Down
  5. Zeroes
  6. Glass Spider
  7. Shining Star (Makin’ My Love)
  8. New York’s In Love
  9. ’87 And Cry
  10. Bang Bang

削られた楽曲は「ガールズ」と「トゥー・デイジー」という曲です。

「ガールズ」はデヴィッド・ボウイが日本語で歌った恥ずかしい曲で、「トゥー・デイジー」はボウイ自身が嫌いだった曲です。

2曲削るぐらいならこのアルバムをキャリアから抹消してもいいのではなかったか…と思います。

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申し訳ないですが…

このアルバムから選曲しようとしたのですが、無理でした。

デヴィッド・ボウイのアルバムで初の「選曲無し」ということにしておきます。

デヴィッド・ボウイのアルバムの中ではこのアルバムほど、どうでもいいアルバムはないのでした。

ある意味80年代の音楽シーンを象徴するような浮かれたアルバムだったのです。

© bluelady.jp


コメント

  1. さむたいら より:

    はじめまして。いつも楽しく拝見しております。確かにこのアルバムからの選曲はお辛いかもしれませんね。幾ばくか「もう一声」という曲もあるのですが、アレンジが問題なのだと思います。そうは言いつつも、この黒歴史?がリアルタイムだった自分としては、何か一曲と思ってしまいますが、ボウイ自身も後年唯一認めて編集盤に入れた、time will crawl (mm remix)はいかがでしょう?

    • Lin より:

      さむたいらさま、はじめまして。
      「time will crawl」ありがとうございます。
      これからも、よろしくお願いします。

  2. aladdindogs より:

    私は「Time Will Crawl」にしておきます。
    この曲のニュー・ミックスの為に非売品「iselect」をヤフオクで高額で購入したのは私です。
    わたしの行為から、追うように公式発売され、さらには「Nothing Hs
    Changed」にも収録された為、このコンピは全く価値が無くなってしまいました。
    私の痛い体験でした。
    なのでこの曲にします。

    • Lin より:

      aladdindogsさん、ありがとうございます。
      私も「iselect」は2つ持ってます。
      非売品のものと、後に公式リリースされたものです。
      公式リリースされると分かっていれば、ヤフオクに手を出さなかったのですが…

  3. J より:

    タイトル曲のnever let me downを。。
    なかなかロマンチックで共同作曲のカルロスアロマーのギターも冴えてると思うのです。。
    この時期曲はトホホかなとは思うのですがボウイの歌は脂が乗っていたかなとも思えます

    • Lin より:

      Jさん、ありがとうございます。
      カルロス・アロマーはいい仕事したと思います。
      ただ、ボウイ作品の質の低下は年齢によるものかな?…とも思います。
      同じことを継続するのは何でも同じですが、難しいですね。

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