書籍の電子化・自炊のはじめ方
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時代を感じる「ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ」

デヴィッド・ボウイの書籍を数冊買った中で一番気にいったのが「ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ」です。

「ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ」については2回目の記事です。

前回記事は以下です。

「ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ」は満足度が高い本でした。
まず、到着して驚きました。 まさかこんな本だったとは! この本はハードカバーです。 デヴィッド・ボウイのインタビューを集めた「デヴィッド・ボウイ インタヴューズ」と同じような本だと思っていたのですが、全然違っていました。 この本はミュージッ...

この本は半分くらい読みました。

なかなか全部読めないのですが、気になったことをまとめておきます。

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ミュージックライフが見たデヴィッド・ボウイ

ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ
ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ image by Amazon

この本はミュージックライフの印刷物を原稿にして複写した本だと思います。

そのため、のどの部分にひずみがあって文字が変形しているページがあります。

読みにくく感じるのは印刷物の複製であるために文字が小さくなっていたり、ジャギーがたくさんでているからだと思います。

しかし、そのことがこの本の価値を下げるものではありません。

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昔は「ボウイー」だった

1972年8月号の記事にデヴィッド・ボウイの略歴が載っています。

まず、気になったのは当時は「デヴィッド・ボウイ」ではなくて「デヴィッド・ボウイー」となっていました。

時代を感じますね。

他のページでは「リンゼイ・ケンプ」が「ケムプ」になっていたりします。

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ホンキー・シャトウって何?

略歴には「そして72年にRCAに移り「ホンキー・シャトウ」をリリース。」とあります。

「ホンキー・シャトウ」って何でしょうね。

「ハンキー・ドリー」は1971年だし、1972年のリリースは「ジギー・スターダスト」ですよね。

デヴィッド・ボウイはスターマン

デヴィッド・ボウイを「スターマン」と呼んだ記事が目立ちます。

今でもデヴィッド・ボウイを「スターマン」と呼ぶことは多いのですが、私はジギー期には「ジギー・スターダスト」で通っているのかと思ってました。

古くさいキャッチ

当時のキャッチには少し微笑ましものがあります。

「こんにちは、アラジン さようなら、ジギー・スターダスト」

いまなら絶対つけないキャッチですね。

イギー・ポップのアルバム「愚者」

「愚者」なんてアルバムは知らなかった……と思ったら「イディオット」のことでした。

シドニー・ロームはきれい

若かりしころシドニー・ロームにあこがれました。

当時は雑誌「スクリーン」や「ロードショー」で知っていました。

でも「ジャスト・ア・ジゴロ」に出ていたとは知りませんでした。
「ジャスト・ア・ジゴロ」は観たことありません。

おわりに

いままで、比較的まとまったデヴィッド・ボウイの書籍を読んできました。

そうすると「ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ」は断片的すぎるように思えるかも知れません。

しかし、ボウイのジギー時代〜ベルリン時代〜80年代等、要所は明確に押さえることが出来ます。

しかし、この本の最後はアルバム「アウトサイド」の頃までしかありません。

個人的にはもう少し近年まで欲しかったと思います。
せめて「アワーズ」あたりまで記事があったらよかったですね。

© bluelady.jp

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ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ

※Amazonにリンクします。


コメント

  1. まー より:

    ボウイ関連の書籍レヴューをありがとうございます。参考になります。
    そうです、確かに昔はどこのメディアでも「ボウイー」だったように思います。
    その頃の記憶がずっと残っていて、今でも文字に書く(打つ)ときはついつい「ボウイー」と書いてしまったりします。

    • Lin より:

      まーさん、ありがとうございます。
      まだ、数冊のボウイ書籍が到着する予定です。

      ウェンディー・リーの本を読みたい衝動に駆られていますが、なかなか読めなくて困ってます。

    • Lin より:

      80年代ライブでも「ボウイー」とアナウンスされていたのを思い出しました。

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