マイクル・ムアコック原作の洋書コミック「ELRIC Volume.2 STORMBRINGER(エルリック・ストームブリンガー)」到着!!

ELRIC

1ヶ月ほど前、「Volume1 The Ruby Throne」のことを取り上げました。

image photo by admiral.ironbombs  余湖裕輝さんのツイッターでエルリックのハードカバーコミックが出...

このシーリーズがコミック書籍になっていることを知って、洋書といえども手元に置きたくなりました。

そこで、すぐさま2巻目を注文してやっと到着しました。

1巻同様、圧倒的な画力に感動しきり。
しかし、やっぱり洋書なので、内容がよく分かりません。

またまた「永遠の戦士エルリック1 メルニボネの皇子」を読むことになります。

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第2巻はオリジナルストーリー

Elric Vol. 2: Stormbringer

コミック第1巻ではエルリックを亡き者としようとした従兄イイルクーンがエルリックの恋人:サイモリルを奪い行方をくらますまでが描かれています。

1巻のストーリーは小説に比較的忠実でしたので、小説を読めば、たとえ英語で書かれたコミックでも内容が理解出来ました。

ところが、この第2巻は違ったのです。

……

第2巻のコミックはオリジナルストーリーとなっていて、兄弟剣「ストームブリンガー」と「モーンブレイド」の現れ方も違います。

小説では「影の門」を通って魔界にふたふりの剣を取りに行くストーリーがあります。

別次元の魔界では、重要なキャラクター「永遠の戦士と共に戦う宿命を持つ介添人」<赤の射手>ラッキールとの出会いがあり、「ストームブリンガー」を手にしたエルリックと「モーンブレイド」を手にしたイイルクーンの戦いが繰り広げられるのです。

小説を読んでストーリーに引き込まれてしまい、エルリックの面白さに浸ってしまったのですが、コミックでは小説の面白い部分が欠落していて、少し残念な気持ちになりました。

……

小説版エルリックの世界は神々と精霊が人間「定命のもの」と共存する世界、そして別次元や魔界が存在する混沌とした世界です。

この世界観はビジュアルにするのは難しいと思います。

小説版では重要なアイテムとなっている「陸と海をゆく船」「記憶の鏡」「影の門」などはコミックで表現するのは無理があるのか描かれていないようです。(描かれていたとしても英語なので分かりませんでした。)

「陸と海をゆく船」は水の神と大地の神が同時に所有権を主張し、水の神(精霊)ストラーシャ王と大地の神グローム王の確執にエルリックらが翻弄されるストーリーや、見てしまうとイイルクーンの言いなりになってしまう「記憶の鏡」をくぐり抜けての戦いなどはコミックに描かれていません。

また、別次元に移動できる「影の門」のことはコミックをみてもよく分かりませんでした。
これも描かれていないのかもしれません。

黒の剣:ストームブリンガーとモーンブレイドの物語

「永遠の戦士エルリック1 メルニボネの皇子」は黒の剣「ストームブリンガー」と「モーンブレード」の戦いの物語であり、エルリックが「ストームブリンガー」に取り込まれていく端緒となるストーリーです。

それは小説もコミックも変わりません。

できれば、小説に忠実にコミカライズしてもらいたかったのですが、そうすると2巻では描ききれなかったと思います。

いずれにしても、コミックの画力は相変わらず圧倒的で、エルリック・ファンとしてコレクションしておきたいアイテムだということにかわりはありません。

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Michael Moorcock’s Elric Vol. 2: Stormbringer

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