デヴィッド・ボウイの久々の変化が話題を集めたアースリング[Earthling]、ドラムンベース・ジャングルを取り入れた実験的作品。

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photo by Charles Atkeison

アースリングを発表したのは1997年、デビッド・ボウイが50歳の時である。
凄まじい中年親父という印象をうけるノリのいいアルバムであるが、一部のファンには居心地の悪さに辟易された向きもあったようだ。

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ダンス音楽を取り入れた実験的作品

僕の場合、アワーズ[hours…]からさかのぼったから、このアルバムを聴いたときにはたまげた。
雰囲気がまるで違う。
その時にはボウイは変化するアーティストということぐらいは知っていたのだが、あまりにも違いすぎたのだ。
しかし、この変化は逆に僕を心酔させるに足るものだったのである。

前作のアウトサイドと同時に聴いたという状況から、さらに深みにはまることに

ダークな感じのアウトサイド(アウトサイドについては次の機会に)に比べて、このアースリングはとにかく明るい。テンポがいい。
後から知ったことだが、このアルバムは制作期間2週間ほどのスピード制作だったらしい。作る方もノリノリで作ったアルバムだったようだ。(冗談でつくったと評する向きもある)
ところが、クオリティーを決して落とさないところがボウイらしい。

アウトサイドとアースリングを同時に聴いたことによってボウイの音楽性の多様さに驚いた。
どちらかというとアウトサイドの方が好みなのだが…
その後、オルタナティブ・ロックに目覚めるきっかけとなってしまったのである。

このアルバムをきっかけにオルタナティブの分野に誘われた

僕はオルタナティブを聞きあさった時期があるのだが、以下は別格でした。

ナイン・インチ・ネイルズ

デビッド・ボウイは前作のアウトサイド・ツアーでナイン・インチ・ネイルズと共演している。
ボウイは「闇の帝王」と呼ばれたトレント・レズナーの才能を高く評価していた。
トレント・レズナーはアースリングでも「I’m Afraid of Americans」のリミックス・バージョンを提供している。

それらを知った僕はナイン・インチも聴かなくてはならないという衝動にかられ、ナイン・インチ・ネイルズにも手を出したのだ。(僕がはじめて聴いたナイン・インチ・ネイルズのアルバムは「ザ・フラジャイル」だった。)
ナイン・インチの参加した「I’m Afraid of Americans」が最高です。

レディオヘッド

アースリングは米グラミー賞の1998年度オルタナティブ・ミュージック・アルバム部門にノミネートされるのだが、その時の受賞はレディオヘッドの「OKコンピューター」なのである。
この情報を知って、これも聴かなければということに…

その後は一時期ボウイよりレディオヘッドという時期が続いてしまうのであった。

  • OK Computer
  • The Bends
  • Kid A
  • Amnesiac
  • I Might Be Wrong

とはまり続け、当分の間、レディオヘッド一番熱におかされていた。

アースリングは僕にとって…

実はアースリングはあまり聴かないアルバムになってしまった。
前にも書いたけど、ボウイの声にドラムンベースやジャングルってあっていないような気がするのだ。

幸いにもアースリングのような分野のアルバムは、その後発表されてはいない。

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