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メルセデス vs フェラーリのバトルが熾烈を極めたバーレーンGP。ライコネンのタイヤ戦略が生きた2位表彰台。マクラーレン・ホンダ・アロンソは11位(F1 2015第4戦:バーレーンGP)

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photo by Allan Donque

4月19日バーレーン・インターナショナル・サーキット で前半のフライアウェイ最終戦のバーレーングランプリが開催されました。今年初のナイトレースです。
FP1からトラブルに見舞われたジェンソン・バトンは結局決勝に出走することが出来ませんでした。
原因はES(バッテリー)とコントロールエレクトロニクスとのことです(川井ちゃんの解説)。
アロンソは予選でマクラーレン・ホンダ初のQ2進出を果たし、14番手スタート。ポイント獲得が期待されました。

戦略的には2ピットストップ、ソフト→ソフト→ミディアムが主流のようでしたが、マルドナドのみミディアムスタートでした。

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フォーメーションラップでマッサ動けず

フォーメーションラップでは6番手のマッサにトラブル(電圧が落ちたらしい)、何とかピットスタート出来る状態に。

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オープニングラップはキミ・ライコネンの動きが光った

ハミルトン、ベッテル、ロズベルグが第一コーナーの手前でイン側に動く。それを見たライコネンは瞬時の判断でアウト側へ。2コーナーでロズベルグをパス。3番手にアップします。(レースのポイント)

マルドナドがオーバーランし、アロンソは13番手。

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序盤のメルセデス vs フェラーリ

4周目ロズベルグがライコネンをパス。ベッテルを追います。
9周目ハミルトンから離され始めたベッテルをパス。メルセデス1.2体制になります。
ハミルトンは先行、ロズベルグ、ベッテル、ライコネンが接近しています。

11周目中段の各車がピットへ。
12周目アロンソは一時9番手を走行。

14周目〜:ベッテル、アロンソ、ロズベルグ ピットイン

ベッテルは14周目ピットイン。ソフトタイヤからソフトタイヤへ。3番手で復帰。
アロンソはソフトタイヤからミディアムタイヤへスイッチ。15番手で復帰。
ロズベルグもピットへ。新品のソフトタイヤへスイッチ。

16周目:ハミルトンがピットインしライコネントップ

オーダーは1位ライコネン、2位ロズベルグ、3位ベッテル。アロンソは14番手へ。
ベッテルはメルセデスについていけず、徐々に遅れ始めます。

17周目:ライコネン・ピットストップ(ソフトからミディアムタイヤへ)

ピット前、エンジニアとのやりとりが無線で聞こえましたが、ライコネンはソフトではなくミディアムタイヤをチョイス。(レースのポイント)
トップグループ各車とは戦略を変えてきます。4番手で復帰。

18周目:アロンソとクビアトのバトル

アロンソはクビアトと争いますが、抜かれて15位。
先頭グループは1位ハミルトンから3位ベッテルまでが接近。4位ライコネンがミディアムタイヤでそれを追います。

25周目〜26周目:中段グループがピットへ

アロンソは10走行。1位から3位まで変わらず接近していますが、すこし離れて、ライコネンが追う状況。

中盤戦(30周ごろ)のメルセデス vs フェラーリ

メルセデス勢をフェラーリ勢が追う展開。ライコネンもベッテルに近づいている。
アロンソは中段の各車に抜かれ、14位走行。

33周目:ベッテルがピットイン(アンダーカット) 34周目:ハミルトンもピットへ 35周目:ロズベルグ、ピットイン

ベッテルはメルセデス勢に先んじてピットへ。メディアムタイヤに履き替え5位復帰。
それを追うように34周目ハミルトンがピットイン。ミディアムタイヤへ。
ロズベルグがピットでのタイヤ交換を終え、コース出口でベッテルが先行。
(ボッタスもピットへ入り)ライコネン、ハミルトン、ベッテル、ロズベルグのオーダーに。

アロンソは13位。

36周目:ベッテルが最終コーナーでコースオフ

ベッテルはコースオフ。ロズベルグが3位へ。
ベッテルはコースに戻る際にフロントウイングを破損。ピットへ。
アロンソは最後のピット。ソフトタイヤで15番手で復帰。

ライコネンがミディアムで頑張り先行。その後にハミルトン、ロズベルグ、ボッタス、ベッテルの順。

39周目:ライコネンにハミルトンが追いつく、ベッテルはボッタスを猛追 40周目:ハミルトンがライコネンをパス 41周目:ライコネンピットへ

ライコネンはミディアムでロングラン。ハミルトンとのバトルが激化。
ベッテルはウイングを変えて、ボッタスを追い上げるため激しくプッシュしています。
41周目ライコネンは最後のピットでソフトタイヤへ。3位で復帰し、ロズベルグを追います。
ベッテルはボッタスに追いついてバトルを開始。

オーダーは1位ハミルトン、2位ロズベルグ、3位ライコネン、4位ボッタス、5位ベッテル

43周目:アロンソは11位へ

各車最後のピットストップの間にアロンソは11位にアップ。最後までヒュルケンベルグを抑える健闘。

終盤:ボッタス vs ベッテル

42周目からチェッカーまでベッテルとボッタスは激しくバトルを展開します。53周目、ベッテルはボッタスにしかけますが、オーバーラン。
15周にもおよぶバトルはメルセデス vs フェラーリ以外のもう一つのハイライトになりました。

終盤:メルセデス vs フェラーリ

ライコネンは新品のソフトタイヤでロズベルグを追い上げます。ハミルトンはトップを堅持。
54周目にはロズベルグに1秒以内に迫ります。

56周目:ロズベルグはブレーキが過熱し第一コーナーでオーバーラン、ライコネンがパス

周回遅れが入り乱れる中、メルセデス勢はブレーキが過熱。ロズベルグはライコネンに激しく攻められ、ついにコースオフ。
ライコネンが2位に浮上し、2013年韓国GP以来の表彰台となりました。
1位:ハミルトン、2位ライコネン、3位ロズベルグでした。

まとめ

バーレーンGPはメルセデス vs フェラーリの戦いが激化。ベッテルがボッタスとの争いでピットを余儀なくされる中、ライコネンのパフォーマンスが光りました。
ライコネンの判断を受け入れる形で、中盤ミディアムタイヤを選択したことがポイントとなりました。
もちろん、オープニングラップでロズベルグをパスしたのは見事でした。

このバーレーンGPは見応え十分で、まとめるのに苦労しました。めまぐるしいので、ちゃんと分かるかどうか心配です。(周回数表示も心配、間違ってたらお許しを。)
バトンは残念でしたが、アロンソは11位で完走し、さまざまなデータを集められたことと思います。

リカルドのルノーエンジンは、チェッカ後エンジンブロー。ルノーはピストンに問題がある(?)という情報もあります。
参考:ESPN F1「ルノーはピストンに問題あり?」

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