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【ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ / 1993.4.5発表】ティン・マシーンを経て、デヴィッド・ボウイ復活のソロアルバムはジャズ・ファンク。ミック・ロンソンが参加!

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photo by mickeydb

ボウイを知った直後このアルバムまで一気にさかのぼったのだが、あまり印象の残らなかった作品。
ボウイとしては普通っぽい。たぶん僕個人の趣味によるところが大きいのだけど、ジャズとかファンクとかがちょと苦手。それらの定義もいまいち分からない。
だが、ボウイが演奏するサックスはカッコイイ。

ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ
ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ image by Amazon

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イマンと結婚後のリリース

幸せを象徴するかのように明るい雰囲気のアルバムで、協会の鐘がオープニングとエンディングにフィーチャーされている。

この、アルバムには3曲のインストルメンタルが挿入されているが、そこでのボウイのサックスがいい。
「Best of Bowie」収録のミュージック・ビデオでも楽しそうにサックスを演奏するボウイが見られます。

ティン・マシーン後の久々のソロ作品のため、UKチャートでは1位を獲得しています。

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ミック・ロンソン(Mick Ronson)との最後の仕事

このアルバムは協同プロデューサーにナイル・ロジャースを迎え(レッツ・ダンス以来)、制作されました。
ミック・ロンソン、マイク・ガーソン、リーブス・ガブレルス等、ボウイの盟友が集った作品。ミック・ロンソンはこのアルバムの発表後、癌のため急死しています。

僕の印象では、ミック・ロンソンのギターはとってもクリアーな感じがして、他のギタリストとは一線を画します。
「Moonage Daydream」のギターほど染みいるギターは、今もなお聴いたことがありません。

彼のアルバムは3枚出ています。

1.スローター・オン・10th・アベニュー(Slaughter On 10th Avenue)(1974)

このアルバムの8曲目にミック・ロンソンらしいギターが聴ける「Solo On 10th Avenue」が収録されています。
11曲目「Slaugher On 10th Avenue」も好きですけど。

スローター・オン・10th・アベニュー(紙ジャケット仕様)
スローター・オン・10th・アベニュー(紙ジャケット仕様) image by Amazon

2.プレイ・ドント・ウォリー(Play,Don’t Worry)(1997)

2曲目「Angel No.9」と17曲目「28 Days Jam」のギターがいいです。
このアルバムには「White Light/White Heat」「Stone Love(Soul Love)」も(軽い感じのノリで)で収録されています。
「Life On Mars」という曲も収録されていますが、これってボウイと同じ曲?別の曲?

プレイ・ドント・ウォリー(紙ジャケット仕様)
プレイ・ドント・ウォリー(紙ジャケット仕様) image by Amazon

3.ヘヴン・アンド・ハル(Heaven And Hull)(1994)※死後の発表

1曲目「Don’t Look Down」のギターが最高。
2曲目「Like A Rolling Stone」はボウイのボーカル。
5曲目「Life’s A River」のギターもいいぞ。
なんと言っても名曲「All The Young Dudes」が最後に入っているのがいい。

ヘヴン・アンド・ハル
ヘヴン・アンド・ハル image by Amazon

…ちょっと脱線しました。

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2003年再発版には「Real Cool World」も収録

デヴィッド・ボウイがアニメ映画の主題歌を歌ってるということを知って苦労して手に入れた「Real Cool World」のシングル。
どこにも売っていなくて、結局ヤフオクで手に入れました。
そんな曲もあっさり2003年の2枚組再発版に収録されてました。

Real Cool World [Analog]
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ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ-スペシャル・エディション
ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ-スペシャル・エディション image by Amazon

同じ年の発売ということで、比べてしまう「The Buddha of Suburbia」

1993年は2枚のアルバムが発売されたわけですが、両方を比べてみると、僕は「The Buddha of Suburbia」の方が好きなんですね。
ボウイらしいのは絶対「The Buddha of Suburbia」だと思います。

Buddha of Suburbia
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© bluelady.jp

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コメント

  1. ばなな より:

    私はHeaven and Hull好きで
    よく聞きます。一曲目から良いですもん。

    Play,dont worryのLife on Mars はDavid作ですよ。でも詩もメロディも違うし、さらに詞の内容も???です。パロディでもないような。。なんですか?あれは。。。

    私も 郊外のBuddha大好きです。
    ドラマが見たいです。原作は昔読みました。。映像は見られないのですか?

    • Lin より:

      ばななさん、Buddhaの原作を読まれるとはつわものですね。
      私はこれの映像をみようと思ったことがないので、わかりません。
      日本版にはなっていないのでは?

  2. ばなな より:

    オリジナルでいいです。英語ならなんとか。。今、半年前から、英語で仕事をする環境なんで、英語だめとは言ってられないし、割と好きな話です。観たいな。。

  3. 名無しの音ちゃん より:

    僕はこのアルバムが大好きです
    低迷期をやっと抜けだし
    ついにアーティスト・デビッドボウイが帰ってきてくれました!
    それも愛の力で―
    …感動です。
    インストやカバーが多いですが、明るく統一感があり全体を通して聴きやすいです。
    話題作りもPVも最高です。
    愛ってすばらしい。そんなハッピーなアルバムです。

    • Lin より:

      名無しの音ちゃん、ありがとうございます。
      イマンとの結婚は素晴らしいアルバムを生み出してくれましたね。
      デビッド・ボウイにのめり込んだ当初はこのアルバムに馴染めませんでしたが、最近ではよく聴いています。
      ウエディングベルがいいですね。
      このアルバムのインストは出色です。
      ミック・ロンソンやレスター・ボウイが参加していることも最高です。

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