書籍の電子化・自炊のはじめ方
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デヴィッド・ボウイのペルソナ集結:ジギー・スターダスト、アラジン・セイン、ハロウィン・ジャック、シン・ホワイト・デューク

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image by Jérôme Coppée

デヴィッド・ボウイはジギー・スターダスト以来、様々なペルソナを演じてきました。
そのことは分かっていたのですが、今まで、全てのビジュアルを一覧する機会が無かったので、ここで紹介します。

サイト・ポリシー上、イメージはクリエイティブ・コモンズになることが残念です。

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ジギー・スターダスト

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image by RV1864

デヴィッド・ボウイはヴィンス・テイラー、イギー・ポップ、ザ・レジェンダリー・スターダスト・カウボーイらから、異星からやって来た「ジギー・スターダスト」のキャラクターを創り上げます。

ジギー・スターダスト<2012リマスター>

初期のジギースターダストの衣装の元となったのはスタンリー・キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」のようです。
「マルコム・マクダウェルと彼の率いるギャング団」の衣装に影響されています。

ジギー・スターダスト後期のステージ衣装では山本寛斎が貢献しています(image photoのもの)。

※aladdindogsさまご指摘ありがとうございました。

額の化粧は日輪をイメージしていると、どこかで読んだ記憶があるのですが、ずいぶん前のことなので記憶が曖昧になっています。間違ってたらごめんなさい。

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アラジン・セイン

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image by Phil Guest

デヴィッド・ボウイで直ぐにイメージされるのは、この「アラジン・セイン」ではないでしょうか?
パナソニックの炊飯器のマークからインスパイアされているようですが、デヴィッド・ボウイの代名詞となって、「David Bowie is」でもフィーチャーされていました。

額の稲妻マークは日輪マークと対照的で、「大魔神怒る」といった風情があります。
どちらにしても日本的なところがいいですね。

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ハロウィン・ジャック

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image by RV1864

デヴィッド・ボウイはアルバム「ダイヤモンド・ドッグス」で、このハロウィン・ジャックを創造しました。

カットアップ技法を導入した歌詞からはキャラクター像が分かりづらいですが、ハロウィン・ジャックはハンガー・シティの「マンハッタン・チェイスの最上階に住んでいる、実にイカしたスマートなやつ」らしいです。

ダイヤモンドの犬も見事に調教出来るようですね。

シン・ホワイト・デューク

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image by Jean-Luc Ourlin

傑作「ステイション・トゥ・ステイション」で創り出されたキャラクターが、シン・ホワイト・デュークでした。

モノクロを基調の衣装をまとっていますが、ライブもその基調に統一されたシンプルなものだったようです。

今までのペルソナは現実のボウイとはかけ離れた存在でしたが、このシン・ホワイト・デュークはコカインにおかされたボウイそのものです。

シン・ホワイト・デュークを最後に、デヴィッド・ボウイはキャラクターになりきったアルバムを発表することはありませんでした。

www.bluelady.jp

これらのペルソナが登場したアルバムは以下です。
ジギー・スターダスト
アラジン・セイン
ダイアモンドの犬
ステイション・トゥ・ステイション <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品

by Amazon


コメント

  1. aladdindogs より:

    やまりんさん、おはようございます。
    2日連続の記事ありがとうございます。

    「ジギー」の「時計仕掛けのオレンジ」から影響を受けた衣装は「ジギー」のアルバムジャケットでも着ているような、ジャンプスーツに底がペタンコなブーツのジギー初期のものです。
    何種類か色々なカラー、模様のものがあります。(TVでスターマンを歌った時も、この一種です)
    これらは、ボウイとフレディ・バレッティがデザインしたものです。

    寛斎のものは、元々寛斎が作り上げていた、日本的と言うか、宇宙的と言うか、寛斎独特のデザインで「時計仕掛けのオレンジ」とは、あまり関係は無いと思います。

    • やまりん より:

      aladdindogsさま
      ご指摘ありがとうございます。
      文章を少し、修正させていただきました。

      クリエイティブ・コモンズによい写真が無く、困りました。
      結局、アルバムジャケットを掲載することに…

      今後ともよろしくお願いします。

  2. aladdindogs より:

    やまりんさんは、書籍「DAVID BOWIE IS」は購入されましたでしょうか。
    日本語版は1984部限定出版だったので、これから手に入れるのは難しいですが、「英語版」「ドイツ語版」などは部数が多いのでまだ手に入るようです。

    • やまりん より:

      aladdindogsさま
      このご質問はちょっと耳痛いです。
      「Station to Station BOX Deluxe Edition」と同様、購入してないんです。
      日本版が売り切れてしまった後にネットで探して海外盤を手に入れることができるのは知っていましたが、もう諦めてしまいました。

  3. aladdindogs より:

    そうでしたか、すみませんでした。
    海外版はアマゾンで6000円位で販売されてます。
    日本版の定価は、確か7000円位だったと思いますが、完売後はオークションで高値が付いていましたね。

    • やまりん より:

      2年前のことですが、なぜ買わなかったのか?当時のことが全く思い出せません。

      同時期に発売されたパオロ・ヒューイットの「デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス」は買っていますが、「デヴィッド・ボウイ・イズ 」が手に入れられなくて悔しくて即購入したかもしれません。

  4. aladdindogs より:

    やまりんさん、こんにちは。
    ちょっと注目のブートを見つけたので、お知らせします。
    「CAN YOU HEAR ME CAN?」と言う2枚組CDブートで、例の「SIGMA REEL」では、ありませんが、「ヤンアメ」のシグマサウンド、レコードプラント、エレクトリックレディの3スタジオのセッションからのサウンドボードアウトテイク集だそうです。
    勿論、私はすぐに注文しました。
    静岡の音楽萬屋、Kentで注文できます。送料入れると4000円です。
    以前、お話しした6枚組ブートBOXもここで取り寄せて購入しました。
    海外からの取り寄せで、約3ヶ月ぐらいかかります。

    • やまりん より:

      aladdindogsさま
      情報ありがとうございます。
      ベルリン3部作も昨日書き上げましたので、来週から順次アップ予定です。
      3連続にするか、間に何か挟むかは気まぐれです。

  5. aladdindogs より:

    ベルリン3部作の記事、今から楽しみにしております。
    そして、いよいよ「ファイブイヤーズ」来月に輸入盤、再来月に日本盤の発売ですね。

  6. aladdindogs より:

    やまりんさん、すみません。
    「ヤンアメ」のブートテイクは、フェイクの様です。5.1ミックスから、

    音を減らしただけとの事。でも、私はそれも面白いかなと思うので、後悔はしてません。

    • やまりん より:

      情報ありがとうございました。
      Five Years 1969 – 1973が待ち遠しいですが、私は日本版なので10月まで待ちです。
      到着したら感想聞かせて下さいね。

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