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2020年F1第7戦 F1ベルギーGP:またもメルセデスの圧勝。目立ったのはアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。

2020年8月31日、F1ベルギーGPが開催されました。
スパ・ウエザーとして変わりやすい天気で知られるベルギーGPですが、めずらしく安定した天気で、ドライコンディションのレースでした。

屈指のパワーサーキットであるスパ・フランコルシャン・サーキットでホンダPUが通用するのか注目しました。

しかし、今年のメルセデスは圧倒的なパフォーマンスを誇っており、いかにマックス・フェルスタッペンと言えど、追いつくのは困難です。

ハミルトンの優位は変わらず、ポール・トゥ・ウインを許してしまいました。

今年のF1はフェラーリエンジンが振るわず、メルセデスが抜きんでています。
ルノーやホンダのエンジンがいかにパフォーマンスを上げたとしても目立つものがないです。

フェルスタッペンに「退屈なレース」と言わしめるほど、変化のないレースとなってしまいました。

唯一目立ったのはピエール・ガスリーのパフォーマンスです。

ガスリーはドライバー・オブ・ザ・デイに輝いています。

 

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ハードタイヤからミディアムタイヤにスイッチして8位入賞のピエール・ガスリー

20台中、ただ一人ハードタイヤを履いてスタートしたピエール・ガスリー。
スタート直後から、ソフトやミディアムタイヤを履いたライバルたちを追い上げる好走を見せます。

しかし、序盤にジョビナッツィがクラッシュしたことで、セイフティカーが導入され、ほとんどの車がタイヤ交換を実施。ステイアウトしたピエール・ガスリーのタイヤ選択のメリットは消えてしまいます。

しかし、26周でハードからミディアムにスイッチしたガスリーは、後方から追い上げ、みごとに8位入賞という結果を残しました。

昨年、レッドブルで苦しんだガスリーですが、アルファタウリ(トロロッソ)に戻ってから復調。再び輝きのあるドライバーとなっています。

この調子ならアルボンに変わっても問題なさそうです。

しかし、一度降格されたガスリーが再びレッドブルに戻るのは難しいでしょう。

私はフェルスタッペンとベッテルがチームメイトになることを夢見ているのですが、来季のベッテルの移籍については、いまだにはっきりしません。

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ベルギーGP結果

順位 ドライバー チーム ポイント
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 25
2 バルテリ・ボッタス メルセデス 18
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 15
4 ダニエル・リカルド ルノー 13
5 エステバン・オコン ルノー 10
6 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 8
7 ランド・ノリス マクラーレン 6
8 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 4
9 ランス・ストロール レーシング・ポイント 2
10 セルジオ・ペレス レーシング・ポイント 1
11 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ
12 キミ・ライコネン アルファ・ロメオ
13 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
14 シャルル・ルクレール フェラーリ
15 ロマン・グロージャン ハース
16 ニコラス・ラティフィィ ウィリアムズ
17 ケビン・マグヌッセン ハース
r(9) アントニオ・ジョビナッツ アルファ・ロメオ
r(9) ジョージ・ラッセル ウィリアムズ
r(0) カルロス・サインツ Jr. マクラーレン
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ドライバーズ・ポイント

順位 ドライバー(チーム:No) ポイント
1 ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) 157
2 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ:33) 110
3 バルテリ・ボッタス(メルセデス:77) 107
4 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ:23) 48
5 シャルル・ルクレール(フェラーリ:16) 45
6 ランド・ノリス(マクラーレン:4) 45
7 ランス・ストロール(レーシング・ポイント:18) 42
8 ダニエル・リカルド(ルノー:3) 33
9 セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント:11) 33
10 エステバン・オコン(ルノー:31) 26
11 カルロス・サインツ Jr.(マクラーレン:55) 23
12 ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ:10) 18
13 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) 16
14 ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシング・ポイント:27) 6
15 アントニオ・ジョビナッツィ(アルファ・ロメオ:99) 2
16 ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ:26) 2
17 ケビン・マグヌッセン(ハース:20) 1
18 キミ・ライコネン(アルファ・ロメオ:7) 0
19 ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ:6) 0
20 ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ:63) 0
21 ロマン・グロージャン(ハース:8) 0

コンストラクターズ・ポイント

順位 コンストラクターズ ポイント
1 メルセデス 264
2 レッドブル・ホンダ 158
3 マクラーレン・ルノー 68
4 レーシング・ポイント・メルセデス 66
5 フェラーリ 61
6 ルノー 59
7 アルファタウリ・ホンダ 20
8 アルファロメオ・レーシング・フェラーリ 2
9 ハース・フェラーリ 1
10 ウィリアムズ・メルセデス 0

最後に

フェラーリのパフォーマンス不足が目立ちます。

来季、フェラーリに移籍することが決まっているカルロス・サインツは、頭が痛いことでしょう。

今年もメルセデス。
今年のマシンを来年も使うので、来年もメルセデスでしょうね。

今年、興味が湧くのはベッテルの移籍先くらいです。

© bluelady.jp

F1 2020

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ブルーレディ

コメント

  1. 中村 より:

    管理者Lin様
    おはようございます。

    ガスリーは、まだレッドブルホンダ復帰を諦めていないでしょうね(^.^)
    それがモチベーションの原動力になっているのでしょう?
    対してクビアトは調子が上がらないようです。

    アルボンは、今回調子も上がってはいますが、
    マックスを援護アシストするまでには至ってませんね。
    やはりマックスのチームメイトには、
    かってのリカルドやベッテルのような優勝経験者、ワールドチャンピオンクラスのドライバーが必要です(アロンソやライコネンも考えて見た事ありますが?)
    ただマックスのドライバーチャンピオン獲得を考えると、
    リカルドやベッテルとのコンビは難しいかなぁ?とも思いました。
    そうなると、サインツやペレスも良いかなぁ?

    レッドブルホンダのチーム方針が、
    完全にマックス依存(完全にNo.1体制)を取るか?
    メルセデスのように、
    ハミルトンをエースドライバーとしながらも、優勝も出来るボッタスのようなドライバーをバックアッパーとしてラインナップするか?
    来シーズンの課題でしょうか?

    マックス1人で、メルセデスの2人ハミルトンとボッタスを相手にタイトル争いしているところに、
    今シーズンF1の面白さを感じています。
    ほぼハミルトンが7回目ドライバータイトル獲得とメルセデスのコンストラクタータイトルは確実ですが
    マックスが昨年度ランキング3位よりも上の2位を獲得して欲しいです(^.^)
    それとアルボンもドライバーランキング4位に上がったので、
    レッドブルホンダのコンストラクター2位(昨年度3位)を目指して(^.^)

    • Lin より:

      中村さん、私はフェルスタッペンのチームメイトとしてアルボンは物足りない感じがしているのです。
      仲悪くなってもベッテルがいいです。
      それにベッテルはもう大人なんじゃないかと思うんです。
      リカルドの時のようにあからさまに凹んだりはしないような気がします。
      という訳で、ベッテルにはレッドブルに移籍して欲しいです。

      • 中村 より:

        管理者Lin様
        こんばんは。

        レッドブルが本当にコンストラクタータイトル獲得したいなら、
        トップドライバーを2人揃えるべきですね。
        マックスにとってもデメリットよりメリットの方が大きい。
        ベッテルにとってもレッドブルなら申し分無く断る理由が無い。
        強敵メルセデスを倒すためにも必要な事です。
        メルセデスさえ倒せば、
        後はチーム内の競争でドライバータイトルは決められる。
        メルセデスが、そうであった様に。

        アルボンもレッドブル在籍中に、1度は表彰台獲得したいところですね(^.^)
        昨年トロロッソのガスリー(ブラジル2位)クビアト(ドイツ3位)獲得した様に。

  2. 中村 より:

    管理者Lin様
    こんばんは。

    昨日のイタリアGP観られたかと思いますが、
    このテーマの主人公アルファタウリホンダのガスリー選手が、
    今回本当に主人公になりましたね(^.^)

    表彰台の顔触れが、アルファタウリホンダのガスリーを中央に、
    マクラーレンルノーのサインツ、レーシングポイントメルセデスのストロール(ペレスではなく)と言うのが新鮮で良かったですね。
    いつものメンバーのハミルトン、マックス、ボッタスだと面白く
    ない。
    きれいにホンダ、ルノー、メルセデスの各PUを使う第2チーム揃い踏みで気持ち良かったです。
    ここにフェラーリPUのチームが無かったのは残念です(アルファロメオのライコネンにもチャンスがありました)

    レッドブルのマックスは、このイタリアGPでは最初(FP1~3)から最後(決勝)まで調子が悪かった。
    それに変わるのが今回のアルファタウリのガスリーでした。

    でもガスリーが再びレッドブルに戻るよりも、このままアルファタウリに留まる方が良いような気がするのは私だけでしょうか?

    • Lin より:

      中村さん、久しぶりにF1で興奮しました。ドキドキしました。感動しました。
      こんなレースをもっと続けて欲しいです。

    • 中村 より:

      管理者Lin様
      こんばんは。

      ガスリー優勝の興奮覚めぬ今週、
      レーシングポイントのペレス離脱と共にベッテルの移籍がようやく決まりました(^.^)
      これで来年のラインナップの大筋が出来上がりました。
      ハミルトンはメルセデスと交渉中ですが、ほぼ残留でしょう(ハミルトンの7回目タイトル獲得確定のタイミングで発表でしょうか?)
      同じメルセデスPUを手にしてハミルトンとタイトル争える環境を手に入れたベッテルのやる気、モチベーションに期待します。

      離脱したペレスも実績が有ってまだまだ出来るドライバーですから、欲しいと思うチームで複数オファーあるでしょう。アルファロメオ、レッドブルも

      • Lin より:

        中村さん、ベッテル決まってしまいました。
        レッドブル復帰とならず、残念です。

        話は変わりますが、PUモードがレースも固定になってしまったので、ホンダは苦労しているみたいですね。
        レースでエンジンによるオーバーテイクができないのは興ざめです。

        • 中村 より:

          シーズン途中の変更だけに
          ホンダだけでなく、メルセデスやルノーも固定モードによる影響あるのでは無いでしょうか?
          特にメルセデスが、
          いつも予選ではポールポジション、フロントロー独占して、決勝でも先頭を走りトップチェッカーでゴールするパターンですが、戦略的にも見直しする必要あるのでは無いでしょうか?
          オーバーテイクも回生エネルギーのみ許されているようです。
          (ICEでの回転数アップによるオーバーテイクがダメみたい)

          イタリアGPで初めて実施されたので、もう少し様子をみる必要ありますね。
          ホンダもレッドブルとアルファタウリの2チームそれぞれ違うモードで比較して試しているようです。
          メルセデスやルノーも、供給しているチームごとに同じ事をやっているでしょう。
          最適モードが見つかれば全チーム統一するでしょう?

  3. 中村 より:

    本当にドキドキして体に良くないですね(^.^)

    ハミルトン、マックス、ボッタスが脇に追いやられ、
    中段グループのチーム、ドライバーが主役となりました。

    こう言うF1でないと本当にダメですよね。

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