書籍の電子化・自炊のはじめ方
【PR】本ページはプロモーションが含まれています

2020年F1第3戦ハンガリーGP、レコノサンスラップでクラッシュしたのに決勝2位のフェルスタッペン

Photo by Erik Jacobs

 

F1はコロナ禍で行われなかったレースを取り戻すため連戦が続きます。

第3選はハンガリーGP・ハンガロリンクサーキット。
レッドブル・ホンダが得意とするサーキットの一つです。

 

 

しかし、今年は例年とは違って苦戦を強いられました。

レッドブルのマシンはダウンフォースを得られないのか、操縦することも困難な様子でした。

予選ではフェルスタッペンが7位、アルボンが13位と低迷。
メルセデスと戦うという希望は泡と消えました。

決勝のコンディションも困難を極め、インターミディエイトからドライへスイッチする展開。

しかもフェルスタッペンはレコノサンスラップでクラッシュするというアクシデントに見舞われます。
フロントウイングは折れ、左フロントのサスペンションまでダメージをおうという深手でした。

誰しもがスタートすら危ぶみました。

ところがレッドブルのクルーは見事にマシンを修復し、フォーメーションラップに間に合わせるという離れ技をやってのけたのです。

本当にこれだけでもレジェンドになりましたね。

スポンサーリンク

絶妙のスタートを決めたフェルスタッペン

インターミディエイトタイヤを履いてのスタートで、驚くべき動きをみせたのがフェルスタッペンでした。

7番手からスルスルと上位にすべりこみ、先行するベッテルを抜き去って、一気に3番手まで順位を上げたのです。

それから先は終盤まで安心して見ていられました。

問題はスタートで出遅れたボルテリ・ボッタスの追撃です。

前戦で、簡単に抜かれてしまった光景が脳裏をよぎりました。

しかし、フェルスタッペンは最終ラップまで追いすがるボッタスにパスする隙を与えず、2位でフィニッシュしたのでした。

なんと胸のすくレースだったことか。

スポンサーリンク

ハミルトンは次元が違うので…

トップは言わずと知れたハミルトンです。

2位以降の追随を許しませんでした。

この状況が変わることが、今シーズン中に訪れるのでしょうか?

またしてもチャンピオンをさらっていきそうで怖いです。

スポンサーリンク

2020年F1第3戦ハンガリーGPレース結果

順位 ポイント ドライバー チーム
1 26 ルイス・ハミルトン(44) メルセデス
2 18 マックス・フェルスタッペン(33) レッドブル・ホンダ
3 15 バルテリ・ボッタス(77) メルセデス
4 12 ランス・ストロール(18) レーシングポイント
5 10 アレクサンダー・アルボン(23) レッドブル・ホンダ
6 8 セバスチャン・ベッテル(5) フェラーリ
7 6 セルジオ・ペレス(11) レーシングポイント
8 4 ダニエル・リカルド(3) ルノー
9 2 ケビン・マグヌッセン(20) ハース
10 1 カルロス・サインツ(55) マクラーレン
11 シャルル・ルクレール(16) フェラーリ
12 ダニール・クビアト(26) アルファタウリ・ホンダ
13 ランド・ノリス(4) マクラーレン
14 エステバン・オコン(31) ルノー
15 ロマン・グロージャン(8) ハース
16 キミ・ライコネン(7) アルファロメオ
17 アントニオ・ジョビナッツィ(99) アルファロメオ
18 ジョージ・ラッセル(63) ウィリアムズ
19 ニコラス・ラティフィ(88) ウィリアムズ
ピエール・ガスリー(10) アルファタウリ・ホンダ

ピエール・ガスリーはトラブルでリタイアしましたが、アルボンが5位に入賞していますので、レッドブル・ホンダファンには文句なしの結果です。

ポイント・ランキング

順位 ポイント ドライバー
1 63 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2 58 バルテリ・ボッタス(メルセデス)
3 33 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4 26 ランド・ノリス(マクラーレン)
5 22 アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
6 22 セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
7 18 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
8 18 ランス・ストロール(レーシングポイント)
9 15 カルロス・サインツ(マクラーレン)
10 9 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
11 8 ダニエル・リカルド(ルノー)
12 6 ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
13 4 エステバン・オコン(ルノー)
14 2 アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
15 1 ダニール・クビアト(アルファタウリ)
16 1 ケビン・マグヌッセン(ハース)
17 0 キミ・ライコネン(アルファロメオ)
18 0 ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
19 0 ロマン・グロージャン(ハース)
20 0 ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)

今年はレーシングポイントとマクラーレンの活躍が目立ちますね。
ランド・ノリスは表彰台も獲得したし、いい感じです。

これまでのところメルセデスが圧倒的ですが…

以下、レッドブル、マクラーレン、レーシングポイントがダンゴ状態になってます。

 

順位 ポイント コンストラクターズ
1 121 メルセデス
2 55 レッドブル
3 41 マクラーレン
4 40 レーシングポイント
5 27 フェラーリ
6 12 ルノー
7 7 アルファタウリ
8 2 アルファロメオ
9 1 ハース
10 0 ウィリアムズ

ルノーとマクラーレンの差が目立っているのが気になります。

アロンソが戻ってもルノーでは追いつけないかもしれません。

次は1週空けてイギリスGPです。

こんなスケジュールではまともな開発は無理です。
今年もメルセデスのチャンピオンで間違い無さそうですね。

さらに開発が凍結されているので、来年もか?

ホンダの夜明けは遠そうです。

© bluelady.jp

F1 2020

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Linをフォローする
ブルーレディ

コメント

  1. 中村 より:

    管理者Lin様

    こんばんは。
    お世話になります。

    待ちに待った開幕3連戦が、やっと終わりましたね。
    期待どうりの結果には程遠いでしたが、
    次に繋がる事もあったので、決して諦めてはいけないですね(^.^)

    3戦目ハンガリーGP、レッドブルのマックス2位は優勝に値する、
    堂々たるリザルトで正直、ホッとしました(またもやボッタスに追い付かれないかと?ハラハラドキドキ)
    しかし、優勝のハミルトンは勝負強い。死角が全く見当たらない。
    2週間後のイギリスシルバーストーン2連戦がハミルトン地元、
    ポイントランキング首位で凱旋出来て良かった。
    ハミルトン自身慢心が無ければ、今シーズンも7回目ワールドタイトル(皇帝シューマッハと並ぶ)は、ほぼ手中に?
    でも簡単にタイトル取らせては価値が無いので、
    マックス、チームメイトのボッタスを始め、他のドライバーも
    ハミルトンに挑んで欲しいです。
    特にアルボンには是非とも

    今回、真の勝者は、
    レッドブルのメカニッククルーの方々ですよね(^.^)
    決して諦めない姿勢に勇気が湧いて来て、
    翌朝の仕事にも弾みが付きました(^.^)

    • Lin より:

      中村さん、ありがとうございます。
      しかし、私はもう今年は諦めモードです。
      レッドブルの開発はいつもスロースタートです。

      ニューウエイのマシンはややこし過ぎて調整に手間取ります。

      でも、来年は今年のマシンなので、いけそうな気がしてます。
      フェルスタッペンは最年少記録を更新できませんが、仕方ないですね。

  2. 中村 より:

    いつもありがとうございます。
    もうメルセデス1強状態ですね。
    優勝出来るのが、ハミルトンとボッタスだけ?
    1988年のマクラーレン・ホンダも成し遂げら無かった全勝優勝も可能な勢い?
    ドライバータイトルも、ハミルトンに慢心無ければ7回目が確実ですね。

    マックスとレッドブル・ホンダに出来る事は、
    メルセデスに異変が発生すればトップに立つポジションをキープする事でしょうか?
    勿論RB16の改善も必要ですが、ホンダPUのアップデートが出来ないのが厳しいですね。
    開発凍結が痛手ですね。

    何とか、メルセデス以外のチーム(勿論レッドブル・ホンダ)が、1勝だけでも?と願っています。

    • Lin より:

      中村さん、ありがとうございます。
      今年はこのような状況ですが、やっぱりF1はおもしろいです。
      十分、楽しんでます。

タイトルとURLをコピーしました