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デヴィッド・ボウイ 名曲集「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」

2018年1月8日のデヴィッド・ボウイの誕生日にリリースされたのがデジタル版のみのシングル「レッツ・ダンス(Let’s Dance – Demo)」です。

2013年の誕生日に、引退したのではと噂されていたボウイの新アルバム「The Next Day」のアナウンスを知った驚きと比べると、ささやかなニュースだったことは否めません。

しかし、ファンにとっては、とてもうれしいニュースでした。

参照 Let’s Dance (Demo) available now(davidbowie.com)

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レッツ・ダンス(Let’s Dance)

「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」は言わずと知れた大ヒットアルバム「レッツ・ダンス」のタイトル曲です。

全米・全英で1位を獲得し、(ボウイの芸術性を表現したかどうかはいざしらず)デヴィッド・ボウイの代表的な曲となりました。

ナイル・ロジャースがプロデュースした、この曲はビッグバンドをバックにディスコミュージックに仕立てられたのです。

しかし、「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」はもともとフォーク調の曲だったと聞きます。

それがどのようなものだったのか想像するしかありません。

このほど発表された「Let’s Dance (Demo)」は(サウンドはシンプルですが)すでにアルバムバージョンに近いダンス曲となっていました。

「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」は世界の終末を前に、一夜のダンスを楽しむ…といった内容だけに、本来はこのような浮かれた曲ではないはずです。

……

元々のアレンジはどのようなものだったのか、それを紐解くヒントはライブに求めるしかありません。

デビッド・ボウイは2000年頃のライブで「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」を美しいバラード調のアレンジで演奏していました。

2000年の「グラストンベリ−・フェスティバル」や「BBC RADIO THEATRE」でのライブがそれです。

私のライブラリでは、2002年の「Le Zenith De Paris」で、同様のアレンジで演奏していることを確認しています。

公式盤では「Bowie At Beeb: Best Of BBC Radio 68-72」の3枚組のアルバムでリリースされています。

1968-72-Bowie at the Beeb: Limited Edition
1968-72-Bowie at the Beeb: Limited Edition image by Amazon

 

このバージョンは限定版として発売されたので少々手に入りづらいかもしれませんが、見つけたら是非聴いてみてください。

「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」の別アレンジを最高の音質で聴くことが出来ます。

……

これらのライブ音源を聴いてみると、元々の「レッツ・ダンス(Let’s Dance)」とは、2000年頃のライブアレンジに近いフォークソングではなかったのかと想像してしまうのでした。

もし、そのような音源が残っているとしたら、是非とも聴いてみたいものです。

あるいは、今回リリースされたデモバージョンが元々のものだったのでしょうか?

© bluelady.jp

www.bluelady.jp – Recommended

1968-72-Bowie at the Beeb: Limited Edition

※Amazonにリンクします。


コメント

  1. J より:

    あけましておめでとうございます。
    ただの憶測でしかないのですが、ナイルロジャースがプロデュースで加わる前の段階ではフォーク調なのかもしれないですね^^;
    今回のデモは(かなり確実に)ナイルロジャースがリズムギターを弾いているのでアルバムのコンセプトが固まってきた段階のものじゃないのかなとおもいます。
    あとステーヴィレイヴォーンのギターがないのでまたこの後に何回も練り上げたのでしょう

    • Lin より:

      Jさん、ありがとうございます。
      このデモは2ndギターやドラムを誰が担当しているのか、分からないようですね。
      そのようなデモが残っていたことに、感謝したいです。
      もっと、色々なデモ音源が聴けたらいいですね。

      それはそうと、この後もデヴィッド・ボウイ 名曲集のページはちょくちょく続いていきます。一曲に絞るので、どこまでも書けそうな気がしてます。
      また、来て下さいね。

  2. aladdindogs より:

    Linさん、こんにちは。
    今ごろになって、こんなデモが出てくるとは驚きですね。

    例のイントロもないですし、スティービーも参加していませんし、新鮮な感じがしますね。シリムン・ツアー直前のリハまでスティービーが参加していたのに、本番ではアール・スリックになってしまったのは残念でした。
    その何年か後にスティービーが亡くなってしまったので余計にそう思います。

    デモと言えば、ビスコンティが空港の椅子に置き忘れた「ヤン・アメ」のデモテープを思い出します。
    拾ったに入れた人が、オークションにサンプルとして、各曲のさわりだけNETで公開されました。
    全貌が聴きたいです。

    • Lin より:

      aladdindogsさん、おはようございます。
      まだ、いろいろなデモがありそうですね。
      数は少ないかも知れませんが、まとめて出してくれるといいですね。

  3. ばなな より:

    こんにちは。このバージョン、今は普通にアップルストアにあります。
    私もLiveの曲が元の感じなんだろうな、と長年思っていました。
    これはかなり完成真近ですが、
    シンプルなのと、声よくないですか?最近?1981て、でています?カセットテープがジャケ写の。。

    • Lin より:

      ばななさん、ありがとうございます。
      「Let’s Dance」のデモ音源のフル・ヴァージョン(7分34秒)がレコードストアデイに出るみたいですね。
      要チェックです。

  4. ばなな より:

    This is 1981
    て、なんでしょう?

    • Lin より:

      以下のアルバムが出ているようですね。

      https://www.amazon.co.jp/This-1981/dp/B001AUKJEG/ref=sr_1_2_twi_aud_2?ie=UTF8&qid=1520208680&sr=8-2&keywords=This+is+1981

      ボウイの曲も入っています。

      1. Girls On Film : デュラン・デュラン
      2. Chant No 1 (I Don’t Need This Pressure On) : スパンダー・バレエ
      3. Rapture : ブロンディ
      4. Ghost Town : ザ・スペシャルズ
      5. Kids In America : キム・ワイルド
      6. Jealous Guy : ロキシー・ミュージック
      7. Scary Monsters (And Super Creeps) (1992 Remastered Version) : デヴィッド・ボウイ
      8. Souvenir : オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク
      9. Europa And The Pirate Twins : トーマス・ドルビー
      10. Visions Of China : JAPAN
      11. The Lunatics (Have Taken Over the Asylum) : ファン・ボーイ・スリー
      12. Bette Davis Eyes : キム・カーンズ
      13. One In Ten : UB40
      14. Love Action (I Believe In Love) [Edit] : ヒューマン・リーグ
      15. Sgt Rock (Is Going To Help Me) : XTC
      16. You’ll Never Be So Wrong : ホット・チョコレート
      17. Let Me Introduce You To The Family : THE STRANGLERS
      18. Play To Win : ヘヴン 17
      19. Vienna : ウルトラヴォックス

  5. ばなな より:

    ありがとうございます。アップルで、ダウンロードしている Scary Monsters (And Super Creeps のジャケ写画像がこれに変わりガッかりなんです。。

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