書籍の電子化・自炊のはじめ方
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デヴィッド・ボウイのスペイス・オディティも使われている「LIFE! – オリジナル・サウンドトラック」アーケイド・ファイアの「Wake Up」が入っていれば最高だったのに…

The Secret Life of Walter Mitty
Photo by Eva Rinaldi 

デヴィッド・ボウイの曲が入ったサウンドトラックを探していたらベン・スティラー主演の「LIFE!/ライフ」(原題:The Secret Life of Walter Mitty)という映画を見つけました。

まず、サントラを買って聴いてみたのですが、デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」が入っているし、その他の楽曲もなかなかいい曲ばかりです。

映画「LIFE!/ライフ」は見逃していて、このサントラのことも今まで知りませんでした。
日本では2014年に公開された作品です。

当時、どれくらい話題になっていたのかも記憶に残っていません。

しかし、サウンドトラックの記事を書くにあたって、観てみました。
私は「ながら見」が多いので、日本語吹き替えにしていたのですが、岡村隆史の吹き替えが頂けませんでした。

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LIFE!/ライフ(The Secret Life of Walter Mitty)

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「LIFE!/ライフ」は写真雑誌「LIFE」の休刊に材を得た作品。
特徴は主人公の妄想と現実が入れ替わるように描かれていることです。

「ながら見」では何が現実で何が虚構なのか判別するのは難しかったので、しっかり観ることが要求されます。

一度目ながら見で観たときには何が何だか分からないストーリーも、二度目でやっと捉えることができました。

写真家ショーン・オコンネル(ショーン・ペン)が「LIFE誌」最後の表紙写真をウォルター・ミティ(ベン・スティラー)に送ったことから始まるストーリーは冒険や人の成長を描いた心温まる作品でした。

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LIFE! – オリジナル・サウンドトラック

LIFE! オリジナル・サウンドトラック
LIFE! オリジナル・サウンドトラック image by Amazon

この作品のサウンドトラックに収められた楽曲はどれもいい曲ばかりで、映画を観ていなくても、サウンドトラックだけで価値があります。

収録曲は以下。

LIFE! オリジナル・サウンドトラック

  1. Step Out(José González)
  2. Dirty Paws(Of Monsters And Men)
  3. Stay Alive(José González)
  4. Far Away(Junip)
  5. Don’t Let It Pass(Junip)
  6. Lake Michigan(Rofue Wave)
  7. Escape(The Pina Colada Song)(Jack Johnson)
  8. Don’t You Want Me(Bahamas Featuring The Weather Station)
  9. The Wolves & The Ravens(Rofue Valley)
  10. Space Oddity(Mitty Mix)(David Bowie Featuring Kristen Wiig)
  11. #9 Dream(José González)
  12. Maneater(Grace Mitchell)
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Space Oddity(デヴィッド・ボウイ)

お目当ては10曲目の「Space Oddity」です。

この曲はデヴィッド・ボウイの曲にヒロイン:シェリル・メルホフ(クリスティン・ウィグ)の歌声をミックスしたものです。
劇中ではウォルター・ミティの最後の白昼夢(妄想)の際に使われています。

この映画では「Space Oddity」のトム少佐のエピソードが何気ない会話の中にも登場します。
作者がボウイファンだとよく分かります。

シェリル・メルホフは劇中で「Space Oddity」のことを「未知の世界に旅立つ勇気を歌ったもの」と評しています。

まさに感動的です。
「Space Oddity」はこの映画の最もいいシーンで使われていました。

Wake Up(アーケイド・ファイア)

このサウンドトラックで一つだけ不満があります。

それは、ウォルター・ミティが写真家ショーン・オコンネルを探す決意をする、とてもいいシーンで使われていた曲:アーケイド・ファイアの「Wake Up」が収録されていないことです。

「Wake Up」はライブ(Live at Fashion Rocks)ではデヴィッド・ボウイがともにパフォーマンスしているアーケイド・ファイアの代表曲です。
ライブではデヴィッド・ボウイとアーケイド・ファイアがデュエットしてます。

アーケイド・ファイアのオリジナルはファーストアルバム「Funeral」に収録されています。

Funeral
Funeral image by Amazon

この素晴らしい曲が「LIFE! オリジナル・サウンドトラック」に収められていれば最高だったでしょう。

権利関係で漏れてしまったのでしょうか?
残念です。

最後に

私の好きなデヴィッド・ボウイとアーケイド・ファイアの曲が使われているというだけでも、映画「LIFE!/ライフ」は見る価値がありました。

ストーリーもとても気にいりました。
ハートフルでいい作品です。
未見の方は是非観てみてください。
ボウイファンにもお勧めします。

© bluelady.jp

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コメント

  1. aladdindogs より:

    Linさん、ついに10月21日に「LAZARUS」のアルバムが出ますね。日本盤も同時発売。
    CD2枚目には、BOWIE最後のスタジオレコーディング3曲収録です!
    もう、わくわくしますね。

    • Lin より:

      aladdindogsさん、お久しぶりです。
      実は「ラザルス」発売のニュースを知って少し複雑な気持ちになりました。

      未発表曲のリリースは待ちに待っていたことなのですが、3曲しかなかったのかという思いも強いです。

      私はもう1枚デヴィッド・ボウイ単独アルバムが出るくらいの曲数があるものと思ってました。

      …といいつつも、未発表の「No Plan」「Killing a Little Time」「When I Met You」にとっても期待してます。

      Amazonではまだ予約出来ないみたいです。

    • Lin より:

      今回の未発表曲とは別にデモがあるんでしたっけ?

  2. aladdindogs より:

    デモは他に存在すると思いますが、ヴィスコンティが公言していた、未発表とはこれだと思いますので、デモは出ないのではないでしょうか。

    • Lin より:

      aladdindogsさん、ありがとうございます。
      そうですか…
      いずれにしても今回の発表を喜ぶことにします。

      BOXセット「フー・キャン・アイ・ビー・ナウ? 1974-1976」が到着したら、また感想聞かせて下さい。
      私は10月の日本版待ってます。

      ということで10月は明るいです。

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