平井和正の忘れてしまった小説のこと(「メガロポリスの虎」「悪霊の女王」「犬神明」)

実は平井ファンを自称する私ですが、失念してしまった作品(嫌いなのかも?)もいくつかあります。
平井作品はすぐに作品世界にとけ込めるし、主人公とも同調しやすいのですが、これらの作品は違う気がする。

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「メガロポリスの虎」

平井和正の処女長編です。
この本は角川版、リム出版版の2冊を持っていますが、両方とも読了後の記憶が失せてしまったのです。
主人公が誰だったのか?ストーリー展開もよくわからない。そんな感じです。
何かの映画を作って全世界に流すってお話?それってどうなるの?

「悪霊の女王」

悪霊の女王 (1979年) (角川文庫)

この作品も散漫な感じがしました。それぞれのキャラクターが生きてないって感じです。
怖いお話なので嫌悪しつつ読んでいたのかも。
悪霊「アニマ」に憑依された主人公「亜子」を描いていく作品ですが、何かすっきりしない感じです。
主人公自体に魅力を感じなかったのかもしれません。大悪霊が主人公ですので。

ウルフガイシリーズ「犬神明」編

犬神 明1

ウルフガイシリーズの中で、この作品だけがなぜか感情移入しきれずに終わってしまった感があります。
このころの私は非常に多忙な時期で、精神的にも不安定(?)だったのかもしれません。
ウルフガイシリーズが完結しちゃうのが寂しかったのかもしれません。
いろんな疑問が残った作品でなにも解決していない感じです。
「青鹿先生」「虎4」といった魅力的なキャラクターたちは幻だったのかもしれませんね。

これらは代表的な作品であるにもかかわらず、よくわからない作品として残っています。
もう一度読んでみようと思っています。

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