虎はねむらない(平井和正のノンSF短編集)

平井さんがレイモンド・チャンドラーのファンだったことや、SF以外の作品を発表していたことは、若い読者層にはあまり知られていないのではないでしょうか?

最近のソフトタッチの作品しかご存じない読者にとっては大変な驚きであるはずです。

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ノンSF作品「虎はねむらない」

1990年リム出版から発表された、「虎はねむらない」では平井さんのノンSF作品が発
表されました。

この本は以前にも別の本で出ているはずですが、本の名前は覚えていません。
もう10年近く前の作品集なので内容もほとんど忘れてしまいました。
平井さんの若さが感じられる作品集だったと思います。

よく読むと平井作品の登場人物の前進ともいえるキャラクターが多数登場しているよ
うです。

また読んでみようと思っています。

収録先品

1.虎はねむらない
2.夜の干塩
3.サノファビッチ
4.見知らぬ者に百合はない
5.憎しみの罠
6.火刑

[1999.11.11]


追記

平井作品にもノンSFはありました。
しかし、古い作品なので、ストーリー展開にぎこちなさが感じられます。

「虎はねむらない」は、アダルト・ウルフガイへ発展する要素をしっかりもっていますので、晩年の作品の萌芽を探し出すために読む価値があるかもしれません。

「石崎郷子」の前身と思われるキャラクターも登場します。
読み直しても「郷子」としか呼ばれておらず、名字が分かりませんでした。

興味の向きは手に入れてみるとよいでしょう。

ハードカバー本ですので、比較的簡単に古書を探し出すことができます。

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