もうひとつの幻魔大戦(1983年角川映画)は平井和正とは無関係

今までにいったいいくつの幻魔大戦が登場してきたのだろうか?
漫画版幻魔大戦(石ノ森章太郎×平井和正)、新幻魔大戦、真幻魔大戦、ハルマゲドン、ハルマゲドンの少女、そして幻魔大戦DNA。
これらの幻魔大戦とは別にもうひとつ。
それは映画版幻魔大戦だ。

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大友克洋のキャラクターデザイン

1983年角川映画として、幻魔大戦(映画版)は制作された。
ハルマゲドン接近のコマーシャルが印象的だった。
その当時角川文庫版幻魔大戦は絶好調の時期であり、映像化された幻魔大戦は様々な波紋を生んだ。
その一つがキャラクターデザイン。大友克洋が起用されたわけだが、あまりにも当時は不評であった。
東丈の容姿、ルナもそうだ。ベガに至っては絶対にスーツ姿でニューヨークの町は歩けない。(顔の隈取りも頭部のフィンもない)
東丈は「化身」。神々しい美しさをもつ少年であるはずなのだが、映画では全然違った。
東三千子は丈と瓜ふたつのはずだが、面影もない。

サイオニクス戦士って何?

設定にも疑問があった。
いきなりのサイオニクス戦士という設定。原作のどこにもそんな言葉は出てこない。
おまけに7人のその戦士たちによって、最後は幻魔が駆逐されてしまう。
幻魔ってこんな弱っちいの?
カフーって幻魔の切り札か?
幻魔大王はどうなった?

分からない言葉もたくさんあった。
サイオニクス戦士、サイオニクサー、ノバ現象・・・・?????

こんな有様で疑問符だらけだ。

平井和正とは無関係の幻魔大戦

平井和正は当時、全く別の幻魔大戦として理解するしかないとおっしゃっていたが、やっぱり無念だったでしょう。幻魔大戦、真幻魔大戦の進行中、この映画版幻魔大戦を幻魔シリーズに組み込むことができればきっと素晴らしかったに違いないと思うのだ。
真幻魔大戦の「太陽の戦士」のようなストーリーに組み込まれた作品か、漫画版幻魔大戦の忠実な映像化が望ましかったかもしれない。

批判だらけになってしまったが、当時、原作の幻魔大戦を知らない人たちの評価は結構高かったのを覚えている。作品自体のクオリティは高かったということでしょう。

なんにしても平井作品の映像化はむずかしいのだ。

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