「エリート」(原作:平井和正 作画:桑田次郎)は、もう一つの幻魔大戦であり平井和正の原点というべき作品です。

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みなさんは「エリート」というコミック作品をご存じでしょうか?
平井和正原作、桑田次郎作画の8マンに次ぐコミックです。

この作品はもう一つの幻魔大戦と言うべき作品です。
また、ウルフガイの元になるストーリーも見られます。

私が平井和正の原点となる作品をあげるとすると、短編小説では「死を蒔く女」(悪夢のかたち収録作品)を、コミックでは「エリート」をピックアップします。

「死を蒔く女」については、以下のページをご参照下さい。

https://www.bluelady.jp/post-4533/

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「エリート」は完全版として第二部「魔王ダンガー」の未収録エピソードを追加したものが発売されています。

以下の3人のエリート(超能力者)を主人公にした作品です。

  • 滝竜太郎(中学三年生)
  • ジョン・コワルスキー(赤ん坊)
  • エルケーニッヒ・ダンガー(犯罪者)

面白いのはダンガーが犯罪者だということです。
エリートは善と悪の戦いを描くことから、幻魔大戦と同じコンセプトを持っています。

それだけではなくウルフガイにもつながるストーリー性も内包しています。

以下で、その特徴を挙げてみます。

もう一つの幻魔大戦

アルゴール

超生命体。地球を見守るもの。3人のエリートを覚醒させた。フロイに近い印象があります。

第二部 エルケーニッヒ・ダンガー

ダンガーはエリートの一人ですが、属性は悪人です。第二部では悪を主役に立て、物語ることになります。この点は幻魔大戦のハルマゲドンの展開と酷似しています。

ウルフガイの元になるストーリー

人類ダメ小説の原型

ベトナム戦争の描写やダンガーに支配される人類の様は、まさに人類ダメ小説の原型となっています。

青鹿晶子と同じ運命となる主人公の両親

主人公(滝竜太郎)の両親はCIAドランケ大佐に連れ去られ、洗脳されてしまいます。

平井和正ファンは必読

以上の様に平井和正を語る上では絶対に外せない作品といえます。
古い漫画だということを理由に手に取っていない平井ファンの方がいらしたら、是非この機会に読んでみて下さい。

確かに古さはありますが、それ以上の楽しみや発見がある作品です。

8マンの田中課長も出てきますよ。

© bluelady.jp

www.bluelady.jp – recommendation

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