「レコンキスタ」「レコンギスタ」…どう言おうと国土回復運動。富野由悠季監督の「ガンダム Gのレコンギスタ」はガンダムの復権をはたせたのか?

Gundam
image photo by Domenico 

少し古い話題になってしまいますが、富野由悠季監督の「Gのレコンギスタ」をBlu-rayで全巻見終えました。

高校生の頃、ファースト・ガンダムをやっていたので、私はバリバリのガンダム世代です。
しかし、今ではもうガンダムを見ることもなくなりました。

子供向けのガンダムとかが出てきたのは知ってましたが、やはりファースト・ガンダムの世代には無関係です。

最近のガンダムも1話見ただけで見る気をなくしました。

しかし、富野由悠季監督が久々にガンダムアニメを手掛けるということで、見ないわけにはいきませんでした。

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造語にしてもレコンキスタ

レコンキスタを造語にしてまでもタイトルにつけたかった気持ちは分かります。

既にガンダムは終わった作品です。その復権を賭けた、アニメ界の再征服をやろうという気持ちが痛いほど伝わってきます。

しかし、世界史の参考書を見ると「レコンキスタ」という文字は何度も出てくるんです。
何故かというと、ものすごい時間がかかったからです。

レコンキスタの経緯を簡単に説明しますと…
イスラーム教徒の支配を受けたイベリア半島にキリスト教徒のアストゥリアス王国が成立したのが718年。
時は流れスペイン王国が1492年にユダヤ人を追放、1502年にイスラーム教徒を追放してやっと完成しました。

時間にして750年以上。そんな時間がかかった再征服を冠したガンダムは本当に復権をめざしたのでしょうか?

「時間がかかってもしょうがない」という消極性はなかったのでしょうか?

再征服を目指して良かったのかな?

アニメ好きの私ですが、最近の日本のアニメに魅力を感じなくなってしまいました。
なぜかというと、設定が難しくて世界に入っていけないからです。
雰囲気も暗すぎるものが多いです。

昔はアニメを見ると気持ちが明るくなって晴れやかな気分になったり、単純に感動できました。
子供から大人まで幅広い層が見るものですから、分かりやすいことが前提にあったのだと思います。

ところが、今ではアニメを見るのに考え込んでしまいます。

アニメを見た後に、いろいろな資料が必要なのって、楽しみ方が複雑すぎます。
私のような世代にはついて行けません。

そんなアニメの方向性を示してしまったのはガンダムが最初だったんじゃないでしょうか?

今回の「Gのレコンギスタ」はどちらかというとアニメを昔に戻したかったんじゃないかという気がしました。

そういう意味では陳腐になってしまいましたが、「リブート(再起動)」の方が合っています。…絶対に使いたくないでしょうけど。

「Gのレコンギスタ」は楽しさとスピード感があった。

実は私はこのアニメが大好きです。

ストーリーにしても戦闘にしても、とにかく速いのです。
じっくりと意味を考えている暇がありませんでした。

正直にいうと…面白いんだけど、分かりませんでした。

富野作品らしく、設定はちゃんとしてあって、設定好きのコアなファンも語れる作品になっています。

加えて、「面白ければいいのだ。」というアニメファンも満足させる作りになっているのではないでしょうか?

私がそうでした。
ストーリーは説明できないけど楽しめました。

それに、ちゃんと一番好きなキャラクターは言えます。

メガファウナの操縦士「ステア」です。
いままで、ちゃんとハーフっぽいしゃべり方をするキャラクターはアニメでは、いなかったんじゃないでしょうか?(知らないだけかな?)

やっぱり富野由悠季はすごい

すでに、アニメなど見ない私が全部見てしまったアニメを作った富野由悠季監督は、やはり、すごい力量があります。

監督が小説を発表されて以来、ずっとファンなので、見てしまうのも当たり前かもしれませんが、私は本当にアニメが見たくなくなっていたんです。

そんな私も大満足のアニメでした。

今度はちゃんとストーリーを考えて、もう一度見ます。

でも、このアニメはガンダムじゃなくてもいいんじゃないかな。

© bluelady.jp

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