マクラーレン・ホンダ MP4-30 のパワーユニット「RA615H」レイアウト情報(F1 2015)

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マクラーレン・ホンダのパワーユニットレイアウトが明らかになりました。

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独自のレイアウトを採用したホンダパワーユニット「RA615H」

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© Giorgio Piola

出典McLaren MP4-30 – Honda power unit layout(F1公式サイト)

この記事をみて、パワーユニットの型式が今までのエンジン同様、「RA」だったことを知ってちょっと安堵しました。ホンダのパワーユニット「RA615H」はルノー、フェラーリ、メルセデスの3者とは全く異なった独自のレイアウトを採用したようです。

エンジンフォーマットについては、私の予想が全く的外れだったことが分かって、とても恥ずかしかったです。
(うれしさも大きかったですが…私はメルセデスの情報がマクラーレンから流れているはずだから、メルセデスに近いものになると予想していました。)

特徴はMGU-Hがエンジンの後ろのコンプレッサーとターボの間、MGU-Kがエンジンの前です。

素人的に情報元の画像をみるとエンジンとMGU-K、MGU-Hが独立した形で、よりシンプルに見えます。また、エンジンも小型化されているように見えますね。
ここまで小型化されたパワーユニットならばシャシーの空力に対する影響大だと思われます。

昨年のメルセデスの強みとしてはシャシーとパワーユニットを最適化したカタチで設計したことが、挙げられます。同じようにこのホンダのパワーユニットならばマクラーレンのシャシーの性能を最大限に引き出すとことが期待されます。

「サイズゼロ」を実現する革新的パワーユニット構造(追記4.24)

ホンダのパワーユニットは小型化を図るため、ターボの配置やERSモジュールの配置が革新的なものとなっています。

ジェットエンジンにも採用される「軸流コンプレッサー」の小型化されたものがMGU-Hに沿って、Vバンク内に搭載されています。

この構造のため熱害に苦しめられることになりました。

シーズン前半の出力制限は冷却水の漏れを防ぐためのようですね。
詳しくは以下の出典ページをご参照下さい。

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出典ホンダ F1エンジン / パワーユニットの構造(F1-Gate.com)

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ホンダ・パワーユニットのデプロイ問題

2015年F1後半戦から話題になることが多いデプロイメント(アシスト量)の問題について記事を追加いたしました。(追記:2015.10.11)

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コンパクトパケージの追求 (荒井リーダーの発言が興味深い)

2月10日の荒井康久さん(ホンダF1プロジェクト総責任者)の会見を読むと、不安が吹っ飛びます。以下ページ参照願います。

参照新井リーダー「これ以上は小さくできないくらい“攻めた”パワーユニット」(Response.)

2月上旬のテストでは、コンパクトさを追求したための熱問題が課題だったようですね。
以降のテストで全ての問題がクリアされていると期待しつつ、F1観戦の準備をしましょう。

(追記:2015.10.11、上記の記事はかなり楽観的な観測だと分かります。削除せず載せておきます)

F1観戦キーワード

パワーユニットの技術解説が私には無理なので、F1観戦がより楽しくなるキーワード解説をしておきましょう。知っている方も多いと思いますが、私などはMGU-KとMGU-Hを間違えたりしますので、備忘録的に記載しておきます。
F1実況でわかりにくい言葉も確認しておきましょう。

  • パワーユニット:エンジンとは言いません。何故かというと内燃機関+モーター+ジェネレーター(発電機)という構成でハイブリッドシステムになっているためです。以下のERSによって、ジェネレーターでバッテリーに電気を蓄え、モーターを起動することによってパワーアップします。
  • ERS:総じて(MGU-K、MGU-Hを含む)エネルギー回生システムのことです。(エナジー・リカバー・システムの略)
  • MGU-K:運動エネルギー回生システムのこと。主にブレーキ時に発生するエネルギーを回生します。(モーター・ジェネレーター・ユニット・キネティックの略)
  • MGU-H:熱(廃熱)エネルギー回生システムのこと。(モーター・ジェネレーターユニット・ヒートの略)
  • KERS(カーズ):2013年まで採用されていたエネルギー回生システムのこと。おもにMGU-Kと同じシステム。
  • ECU(エンジン・コントロール・ユニット):エンジンをコンピュータ制御するユニット。エンジン性能や燃費の向上に影響する重要な部分。
  • ICE:内燃機関(通常のエンジン)
  • ES:バッテリー
  • トークン:パワーユニットの各部(コンポーネント)の開発に必要なウエイト(コンポーネントによってウエイトが異なる)。66トークンでパワーユニット全てを交換出来る。2014年パワーユニットから2015年パワーユニットへの開発には32のトークンが各マニュファクチャラーに与えられている。
  • フライ・バイ・ワイヤ:電気制御のスロットル技術。
  • ブレーキ・バイ・ワイヤ:電気制御のブレーキシステム。MGU-Kと連動してブレーキバランスを制御する役割が大きい。
  • リフト・アンド・コースト:アクセルをオフにする惰性走行のこと。燃料をセーブすることはもちろんのこと、MGU-Kの効率アップも期待できるとされています。テールランプが点滅するのでリフト・アンド・コーストしたかどうか分かります。

小学生のためのF1講座みたくなってしまいましたが、絵がないのが残念です。
でもこれで、F1中継が楽しくなるはず。開幕まで1週間を切りましたので、ワクワクしながら待ちましょう。
(開幕戦はフェルナンド・アロンソが出場しませんが耐えましょうね。)

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