田中芳樹のタイタニア5巻が届いたので早速電子化、自炊してみる。
1.表紙をフラットベッドスキャナーでスキャン
●使用ソフトウェア:Photoshop ●使用機器:エプソンスキャナー
私は600dpiでスキャンしている。けっこう大きいサイズ。
2.本を解体する
●使用機器:オルファのカッター
私の場合、カッティングできる枚数が限られているので、4分割する。
3.背を落とす
●使用機器:カール事務器 ディスクカッター
(値段も手頃で刃が出てないので危険性も少ない)
背の部分を3〜5ミリカットし、ページをばらす。
4.ドキュメントスキャナーでPDF化
●使用機器:Canon imageFORMULA DR-C125
30枚ほどに分けてスキャンする。
5.できたPDFをチェック
●使用ソフトウェア:Adobe Acrobat 11 Pro
(曲がったスキャンもphotoshopとの連携で修正出来る)
ページ数や不正スキャンがないか、一応チェックする。
6.ページの上下左右を2ミリほどトリミングしてjpg形式で出力
●使用ソフトウェア:Adobe Acrobat 11 Pro
トリミングにはちょっとノウハウがあるので、別記事で解説します。
jpg出力が終わったら1でスキャンした表紙をトリミングし同じフォルダーに入れる。
表紙の名称は「p0000.jpg」等にすれば先頭になる。
7.できたjpgのフォルダをChainLPでcbz形式に変換
●使用ソフトウェア:ChainLP
ChainLPはフリーソフトで書籍の自炊には欠かせないソフトウェアだ。
しかもフリー。
もう開発者に足を向けて寝られません。
このソフトウェアについても別記事で解説予定です。

8.出来たcbzファイルをKobo Aura H2Oに送って後は読むだけ
●E Ink読書専用機器:Kobo Aura H2O
私はSony Readerが好きなのだが、この本のリーダー端末はKobo Aura H2Oである。
Kobo Aura H2Oは6.8インチの画面を持つ高解像度の機械だからだ。これも別記事に解説予定であるが、新書を読む専用機器はKobo Aura H2Oの1択だと思っている。
私の電子化(自炊)利用機器のまとめ
利用機器 | 用途 |
EPSONスキャナ(私はGT-X770、古いけど) | 表紙のスキャン |
カール事務機 ディスクカッター | ページを切り離す(安全性が高いのでおすすめ) |
Canon imageFORMULA DR-C125 | 2ページずつスキャンするドキュメントスキャナー(薄い紙に弱いが、設定で問題無くなる ※解説は別記事に譲りたい) |
Kobo Aura H2O | 読書専用端末 |
私の電子化(自炊)ソフトウェアのまとめ
利用機器 | 用途 |
Photoshop | 表紙のスキャンと切り抜き、jpg出力 |
Adobe Acrobat 11 Pro | PDF編集 |
ChainLP(Windowsソフトウェア) | 電子書籍編集(設定等は別記事に譲りたい) |
ChainLPについては以下を参照のこと

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