書籍の電子化・自炊のはじめ方
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ChainLPの使い方:スキャンしたPDFデータを入力して電子書籍データを出力する。

過去記事ではスキャンデータからjpgファイルのフォルダを作成した後にChainLPで読み込んで電子書籍データを作っていました。

その場合だとスキャンしたPDFデータをAcrobat Pro等で処理しないといけないのですが、今回はChainLPのみでPDFスキャンデータを入力し、電子書籍データを出力してみます。

このページの事例ではNew Kindle Paperwhite(2015ニューモデル)に最適化したデータを出力します。

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PDFを処理する場合は「圧縮ファイルを読み込む」

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jpgデータの入ったフォルダを処理する場合は「連番ファイルを読み込む」でしたが、PDFデータの場合は「圧縮ファイルを読み込む」でデータを読み込みます。

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PDFの上下左右のスキャン余白をトリミングします。

「編集(E)」→「トリミング&余白 Ctrl+Shift+T」

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スキャンしたデータは上下左右に原稿の影が付いたりしますので、事前トリミングの指定をします。

私の場合は偶数ページも奇数ページも同じように、左右2ミリ・上下1.5ミリを除去しています。
Pixel指定なので、トリミングする値は「上下:35Pixel、左右:47Pixel」になります(New Kindle Paperwhiteの場合)。

真ん中の下向き矢印を押すと奇数ページの入力データが偶数ページにコピーされます。

スキャンデータによっては奇数ページと偶数ページの余白が異なる場合がありますので、設定値を変えることも出来ます。

更新ボタンを押せば「絵」チェックボックスにチェックが入っていない全てのページが処理されます。

「絵」のページは「挿絵」の事前トリミングを設定します。

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事前トリミング設定前の状態

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読み込んだ画像の上下左右に影のようなぼけが入っているのが分かります。

事前トリミング設定後の状態

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読み込んだ画像の上下左右がきれいに切り取られています。

後はChainLPの出力ボタンを押せばできあがりです。

このようにChainLPさえあれば、電子書籍端末に最適化したデータを作ることが出来ます。

私はChainLP開発者のNo.722さんを心からリスペクトしています。


電子化ノウハウのまとめページを作りました。

電子化(自炊)ノウハウのまとめ:Kobo Forma、Kindle OASIS、Kindle Paperwhite から Sony Reader まで、各種端末に最適化した電子書籍データを作る方法。
私にとって所蔵する小説やコミックの電子化作業は欠かせません。あまりにも本が増えると家屋も危機的状況になります。(座がぬけます) 電子化しておけば将来もう一度読みたくなっても大丈夫です。 断捨離のためにも書籍の電子化は誰もが習得しておくべき技...

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