書籍の電子化・自炊のはじめ方
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デヴィッド・ボウイのハーツ・フィルシー・レッスンに参加したデイヴ・オギルヴィーが作ったグループ「ジャカロープ」。ゴス・インダストリアルのサウンドとケイティー Bのポップなボーカルが織りなす衝撃作!「ドリームズ」と「ボーン・フォー」は必聴盤!

gothic
この写真はゴシック・ファンタジーをイメージして使用しました。ジャカロープとは無関係です。


2005年と2006年、続けざまにゴス・インダストリアル・ロックサウンドの素晴らしいアルバムがリリースされました。

それがジャカロープ(Jakalope)のファーストアルバム「ドリームズ」、セカンドアルバム「ボーン・フォー」です。

中心人物はナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソン、デヴィッド・ボウイ等の作品に参加したエンジニア/プロデューサーのデイブ・オギルヴィー。

ボウイファンとしておさえておきたいのは「ハーツ・フィルシー・レッスン」にトレント・レズナーと共に参加し共作したミュージシャンだということです。

トレント・レズナーも2枚のアルバムに参加しています。

トレント・レズナーはファースト・アルバムで3曲の作曲に参加しており、セカンド・アルバムでもアソシエイト・プロデューサーとしてクレジットされています。

これらの参加アーティストを知ってしまったら、デヴィッド・ボウイの「アウトサイド」が好きなファンなら絶対聴きたくなるはず。

さらにボーカルのケイティ Bはエヴァネッセンスのエイミー・リー、ガービッジのシャーリー・マンソン、ブロンディのデボラ・ハリーのような存在です。

ダークなサウンドにポップなボーカルのマッチングはそれらのバンドが実証済み。

はじめて手に取ったきっかけはレコード店のキャッチコピーに惹かれたためだったと記憶しています。
既に2枚のアルバムがリリースされた2006年のことです。

まったく知らないグループでしたが、1度聴いただけで好きなサウンドに驚喜してしまいました。

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ファースト・アルバム「ドリームズ(It Dreams)」:2005年発表

It Dreams
It Dreams image by Amazon

サウンドの基本はダークなインダストリアルですが、どちらかというとインダストリアル・ポップとでも言うべきもので、エヴァネッセンスよりも軽めのサウンドに仕上がっています。

ジャケットの見かけはゴシック・ロック調ですが、どちらかというと美しいサウンドに驚かされます。

It Dreams

  1. Feel It
  2. Creeper (Coming For You)
  3. Pretty Life
  4. Go Away
  5. Tell Me Why
  6. Don’t Cry
  7. Screecher
  8. Come On
  9. Light After Night
  10. Nothing Nowhere
  11. Badream
  12. House Of Ill Trepidation
  13. Pretty Life (CHR Remix)
  14. Pretty Life (Death Remix)

※13、14:Bonus Track

ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは

1.Feel It
4.Go Away
11.Badream

の3曲の作曲に参加しています。

レズナーの曲もボーカルが変われば、ここまでポップになるということの証明といえる楽曲になっています。

※Badreamは男性ボーカルです。

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セカンド・アルバム「ボーン・フォー(Born 4)」:2006年発表

Born 4
Born 4 image by Amazon

ファースト・アルバムに比べると、よりダークなゴス・インダストリアル色豊かな曲も複数含まれています。

しかし、ケイティ Bのボーカルはエヴァネッセンスほどハードでなく、独特のポップさをまとっています。

Born 4

  1. Anthem 2
  2. Instigator
  3. Upside Down
  4. Throw It Away
  5. Code 4 Love
  6. Forecast 42
  7. Intervention
  8. Digging Deep
  9. Star 24 (No Apologies)
  10. Get It Back
  11. Unsaid (Duet With Jeremy Fisher)
  12. Something New
  13. Buried
  14. Pretty Life (The Respirator Remix)

※13、14:Bonus Track

「Instigator」のように、インダストリアル・ロックを追求するあまり、ケイティのボーカルに無理がある曲もあります。

ダークな曲とポップな曲が混在するためにファーストほどの統一感がないように感じられました。

私はどちらかというとファースト・アルバムの方が好きです。

……

以上の2枚のアルバムを発表後、ボーカルのケイティ Bは脱退してしまいました。

その後、3枚目のアルバム「Things That Go Jump in the Nig」が2010年に発表されているのですが、日本版の発売はありませんでした。

私も買いそびれてしまって、新ボーカル:クリスタルのパフォーマンスは知りようがありません。

また、聴いてみようかなと思っているのですが、Amazonでは在庫がありませんでした。
…残念。

 

© bluelady.jp


オススメ

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