書籍の電子化・自炊のはじめ方
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平井和正最後の小説・幻魔大戦deepトルテックを電子化してみた。(まさかボックスセットを破壊?)

幻魔大戦deep トルテック

幻魔大戦deepトルテックは近年の平井和正キャラクター総登場の作品です。東丈、東三千子はもちろんのこと、雛崎みちるや野々村直哉まで登場する。幻魔大戦deepの世界とABDUCTIONの世界が統合されて新しい幻魔宇宙を作り上げている。幻魔大戦deepになじめなかった私だが、ABDUCTIONについての親和性は高く、ボヘミアンガラス・ストリートの世界と非常に近い感覚を抱いていた。そのABDUCTIONシリーズと幻魔大戦deepとの化学反応はいかに…

という訳で、ハードカバー3冊のボックスセットに附属していた非売品CDの電子書籍を電子書籍リーダーで読みやすくする作業に着手した。(※このCDは数量限定品のため現在購入しても附属していないと思います。詳しくは版元にご確認ください。

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保護されたPDFを電子化する

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非売品の電子書籍はPDF版で、そのまま電子書籍リーダーに送ったのでは解像度が最適化されていないので、にじんだように見えてしまいます。これではとても読めないので、どうにかしてChainLPに持っていきたいのだが、このPDFは保護がかかっているので、ChainLPで処理するとイラストページしか読み込めない。
そんなわけで、平井和正全集の付録と同様に、またまたパワー勝負に出た。それが以下の手順です。

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①PDFをオープンしてPC上でキャプチャする

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一冊600ページを超えるページ数を全ページキャプチャする。私はMacユーザーなので、コマンド+shift+4の同時押しのあと、スペースバーを押してPDFウインドウをクリック。こうすれば全てのWindowではなくPDFの該当部分のみがキャプチャされる。
キャプチャは2ページずつなので、1冊300回程度。だいたい30分ぐらいだ。

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②キャプチャデータをデュプリケート

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キャプチャデータは表紙と奥付以外が2ページ1セットなので、これを1ページに分割しなければならない。そこで、まずページをデュプリケート(コピー)してコピーしたページを別フォルダーに待避しました。

③左ページ用と右ページ用の切り抜きのドロップレットを作成

これまでの操作でフォルダーが2つ出来ているので、片方を左ページ、もう片方を右ページと決めて、それぞれphotoshopの切り抜き用のドロップレットで自動処理します。(photoshopのドロップレット作成方法はこちらをみてね)ページそれぞれ切り抜けたら、両方のデータを同一フォルダーに入れて元データの完成です。

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左ページと右ページの決め方に注意が必要

Macではコピーしたデータが元データの次になるのですが、Windowsでは元データの前になります。データ名称のソート方法が違うんで注意が必要です。やってみたら左右ページが逆転してしまって、再処理しなければならなくなりました。(とほほな展開)

④仕上げはChainLPでできあがり

あとはChainLPでデータを読み込ませて出力するだけです。

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※今回も「平井和正の世界」カテゴリーに分類しました。

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