書籍の電子化・自炊のはじめ方
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8インチ電子書籍リーダー「Kobo Forma」は本当に見開きで書籍が読めるほど大画面なのか?

楽天の新しい電子書籍リーダー「Kobo Forma」が到着しました。
発売日24日(水曜日)には届いていました。

まずは「Kindle oasis」との比較から。

「Kobo Forma」の第一印象はとっても軽いということです。

「Kindle oasis」は素材が金属なので、とても重いのです。
7インチのKindle oasisより8インチの「Kobo Forma」の方がはるかに軽い印象に驚きました。

ページ目繰りボタンが横に付いているシルエットは「Kobo Forma」も「Kindle oasis」も大差ないのに画面も大きく、軽いのですから「Kobo Forma」の方が絶対いいです。

価格も同じなので電子書籍リーダーとしては、「Kindle oasis」は完全に負けだと思いました。

しかし、どちらの電子書籍リーダーを気にいるかはkobo、Kindleのどちらのサービスを多く使っているかにもよるでしょう。

さらに自炊ユーザーかどうかでも判定は異なるはずです。

では、もう少しこの両者を比較してみます。

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Kobo Forma vs Kindle oasis

「Kobo Forma」と「Kindle oasis」を横に並べてみると画面の大きさはこんなに違います。

どちらもジャイロセンサーが内蔵されていて右持ち、左持ちが可能です。
「Kobo Forma」は横向きになることが特徴です。

しかし、画面の大きさと横向きになる以外は機能的に大差はありません。

「Kobo Forma」は「Kindle oasis」の対抗馬としてのみ開発されたかのようです。
金額も同じなので、絶対ねらっています。

しかし、別記事でも書いているように、「Kobo aura ONE」をラインナップから外してでも「Kobo Forma」を加えたことが正しいことなのかは疑問です。

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次になくなってしまった「Kobo aura ONE」と比較してみます。

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Kobo Forma vs Kobo aura ONE

画面の差は0.2インチしかありません。

上の写真は同じページを電子化して表示したものですが、読む分には違いを感じることが出来ませんでした。

「Kobo aura ONE」を持っていれば強いて買い換えるほどの違いは体感できません。

大きい違いはページ送りボタンがあるかないかでしかありません。

ただ、画面ムラがなくなって少し美しい印象です。個体差かもしれませんが。

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Kobo Forma 専用カバー

専用カバーにも触れておきます。
マークが金色っぽく見えますが、本当はブラックメタルカラーです。

専用だけあってピッタリフィットします。

「Kobo aura ONE」の時はフィット感があまく、ガタガタしていましたが、このカバーはそんなことはありません。

フィットしすぎて、とるのが難しいくらいです。

上のカバーは少しペラペラです。軽さを追求したせいかもしれません。

Kobo Formaは買いなのか?

「Kobo aura ONE」が発売されて、1年未満で「Kobo Forma」は登場しました。
その販売サイクルに疑問が残ります。

しかも「Kobo aura ONE」と比べると私には大きな差が無いように思えるのです。

今回の「Kobo Forma」の一番の売りは横にすれば見開きで電子本が読めるということです。

実際に電子書籍のコミックを購入して確かめてみました。

結論として見開きでコミックを読むのは苦しいです。

koboのコミックは濃淡が薄い上に横向きの小ささで、読むに絶えませんでした。

見開きで読むためにはカラーのタブレットが最適だと思います。

私は「NEXUS 9」を使っています。

「NEXUS 9」の8.9インチで縦横比4:3の画面ならコミックを横向きで読めます。

「Kobo Forma」の8インチでは大きさが足りないと思います。

縦向きならば「Kobo aura ONE」の7.8インチと比べても大きな感動はありません。

このような理由でかなり微妙な電子書籍リーダーだと言わざるを得ません。

「Kindle oasis」に負けないためだけに登場した電子書籍リーダーという印象がぬぐえません。

 

しかし自炊ユーザーにとって、この8インチは魅力的です。

「Kobo aura ONE」を持っていない場合は、速攻でポチりましょう。

32GBのバージョンは数に限りがあります。

「Kobo Forma」で自炊

「Kobo Forma」が到着したので早速手持ちの新書本を自炊してみました。

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電子書籍が一般化して、KindleやKoboといった電子書籍リーダーも使い勝手がよくなってきました。 しかし実際に、それらのE Ink端末が一般的に使われているのかは疑問が残ります。 と言うのもコミックならばタブレットの方が読みやすいからで...

すると、いつも使っている「RcKepub」では章設定毎に空白ページができてしまうという困った事態に陥りました。

しかし、心配いりません。

「RcKepub」と同じ作者が提供している「AozoraMaxPlus」で「Kobo Forma」対応のKepubを作ることができます。

参照 oretoku-wiki

手順は「AozoraEpub3」の後に「AozoraMaxPlus」を実行すれば完了です。
章設定は出来ませんが「Kobo Forma」でリフレッシュを設定することもできます。

詳しくは以下の記事で説明しています。

「Kobo Forma」対応で書籍を電子化(自炊)する方法:ChainLP、AozoraEpub3、AozoraMaxPlusを使用する。
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