冲方丁:マルドゥック・アノニマス第2巻発売!マルドゥック・ストーリーズも出る!

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photo by Ryo FUKAsawa

第2巻がもうすぐ発売されます。

期待して待ちましょう。

さらに二次創作によるストーリー・ブックも文庫で発表されるみたい。冲方丁の短編もあるよ。


(以下、マルドゥック・アノニマス1巻発売時の告知:2016.3.24)

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冲方丁:マルドゥック・アノニマス、SFマガジン誌上で連載開始から1年。ついに文庫本で登場! マルドゥック・ヴェロシティから9年、マルドゥック・フラグメンツから5年、待ちに待った書籍化。

SFマガジンで連載が開始されてから1年。
ついに「マルドゥック・アノニマス」の発売です。
読んでもないのに続刊が待ち遠しいです。

マルドゥック・アノニマス 1 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・アノニマス 1 (ハヤカワ文庫JA)


(以下、雑誌連載開始時の記事)

創刊55周年記念号のSFマガジン2015.2号からついに冲方丁の「マルドゥック・アノニマス」の連載が開始されました。
2003年の「マルドゥック・スクランブル」に出会ってから、待ちに待った続編の登場です。

S-Fマガジン 2015年 02月号 [雑誌]

マルドゥック・ヴェロシティから8年、マルドゥック・フラグメンツ(短編集)から4年。マルドゥック・シリーズ第3部:マルドゥック・アノニマス登場!

「マルドゥック・スクランブル」のカジノシーンに驚嘆してからというもの、冲方丁への関心は高まり続けました。そして、「天地明察」を読んだ時の感動は忘れもしません。「渋川春海」と「えん」の関係が、生き生きしていて本当に好きな作品です。近年ではこの「天地明察」をベストブックとして押したいぐらいです。

天地明察

「マルドゥック・ヴェロシティ」の発表後、第3部があるらしいことは知っていました。しかし、震災の影響などで着手出来ずにいることを、テレビの番組でやっていたと思います。そして、忘れたころ(本当のファンは忘れてないかもしれませんが)SFマガジン上で連載が始まっていました。

マルチに活躍する冲方丁

私が冲方丁を知ったのは、「蒼穹のファフナー」(ロボットアニメ)あたりからだったと思います。書店に行くと目にしたのは「ばいばい、アース」や「シュピーゲル・シリーズ」だったので、ライトノベル系の作家だと思っていました。その後、アニメの設定・コミック原作から小説まで、何でもジャンルを選ばす創作されることをテレビ番組で見ました。

すごい作家だと思っていたのもつかの間、「微睡みのセフィロト」は平井和正の「エスパーお蘭」のパクリだとするニュースまで知ることになりました。残念ながら「微睡みのセフィロト」を読んでないのですが(積ん読状態です)、「マルドゥック・スクランブル」が平井和正の初期作品のオーラをまとっていると思わないでもありませんでした。ただ、ネガティブではなく、むしろ平井和正に影響された作家として歓迎したものです。(ネズミが武器に変身するようなアイデアは特別過ぎる)(平井和正は冲方さんの作品は読んだことないと無視していたような…)

実際には冲方丁という人は夢枕獏と栗本薫の大ファンだったそうで、2人の作家に影響されていることを意識して、持っていた本を切り刻んだとか焼き捨てたとか、どこかで読んだ気がします。(私もこの2人は大好きです)

最近では、冲方丁が人気アニメ「サイコパス2」のシリーズ構成に加わったことを、ネットとSFマガジン誌上で知りました。この「サイコパス」は見ていませんが、朝の番組で特集してましたので、きっと面白い作品なのでしょう。機会があれば見てみようと思います。

改訂版が登場したマルドゥック・シリーズ

「天地明察」が吉川英治文学新人賞や本屋大賞をとって冲方丁がブームとなって、まもなく、マルドゥック・シリーズの改訂版がハードカバーや新装版文庫として登場しました。改訂版も購入しましたが、読んでいませんので、意味があることなのかは分かりません。ついに商業主義に走ったか?とマイナス的な感想しか持ちませんでした。疑問に思いつつ購入してしまうパワーが作品にあったのでしょうね。

改稿の詳細については「マルドゥック・フラグメンツ」のインタビュー「古典化を阻止するための試み」に書かれています。

マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉

「マルドゥック・スクランブル」のストレートな続編、ウフコックの死を描く「マルドゥック・アノニマス」

「マルドゥック・スクランブル」のストレートな続編が「マルドゥック・アノニマス」です。特殊な文体で読みにくい「マルドゥック・ヴェロシティ」はディムズデイル・ボイルドを主人公にしているため、外伝的なストーリーですが、この「アノニマス」にはルーン・バロットも登場します(パートナー変わっちゃうみたいですけど…)。

「マルドゥック・フラグメンツ」のインタビューで、

すでに公言したことではありますが、「アノニマス」ではウフコックの死を描きます。なぜウフコックは死ななければならないのか。ネズミは死してのち、何を残すのか。ウフコック、一世一代の大勝負を描きたいですね。

と語られています。

現時点(2015/3/18)ではSFマガジン2015.4号に連載第2回が掲載されています。これからが楽しみな作品。単行本化が待たれますね。

© bluelady.jp

www.bluelady.jp – recommendation

マルドゥック・アノニマス 1
シリーズ10年ぶりの作品。文庫で登場!

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
マルドゥック・ヴェロシティ1 新装版
マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11)
読んでいない方はこの機会に全作品を手に取ってみましょう。スクランブル、ヴェロシティは3部作です。

SFマガジン 2015年 04 月号

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