パトリック・ヘッドが解説したウィリアムズFW14B


image photo by David Merrett 

mortorsport.comで面白い記事を扱っていました。

ウィリアムズの名車FW14Bを当時のテクニカル・ディレクターであるパトリック・ヘッドが解説したものです。

当時のドライバー、ナイジェル・マンセルが圧倒的に速かったのに対して、チームメイトのリカルド・パトレーゼが、いまひとつパッとしなかった理由も分かりました。

私は25年経った今もFW14Bの記事には吸い寄せられてしまいます。

参照 ウイリアムズFW14Bを当時TDを務めたパトリック・ヘッドが解説(mortorsport.com)

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ウィリアムズFW14B


image photo by pher38 

このブログでも幾度となく取り上げているウィリアムズFW14Bは、マンセルの走りとともに忘れることができない名車です。
モナコでセナと歴史に残るバトルをくりひろげたのも、このマシンです。

最も印象的なテクノロジーは「アクティブサスペンション」だったのですが、前述の記事を読むと「セミオートマチック・ギヤボックス」「トラクションコントロール」等も先取りしていました。

忘れてはならないのはF1で多くのチャンピオンカーを作り上げたエイドリアン・ニューウェイが携わったマシンだということです。

レイトンハウスのテクニカルディレクターだったエイドリアン・ニューウェイはマシンの不振から解雇され、ウィリアムズに加入したばかりでした。

ニューウェイだけなら、ともすればセンシティブなマシンを作りがちでしたが、パトリック・ヘッドの影響はよい方向へ進んでいきました。

こうして、パトリック・ヘッドとニューウェイの最強のタッグによってFW14Bは生み出されたのです。

……

mortorsport.comの記事で最も面白いのはマンセルとパトレーゼのドライビングスタイルに言及していることです。

この記事を読む限りでは1992年の技術は誰にでも簡単に使いこなせたわけではないようです。

「マンセルだからこそ見つけられたグリップ」によって、マンセルはチャンピオンをものにしたのでした。

今では技術が進歩しすぎて、誰にでも(若いドライバーにも)乗りこなせてしまうとよく言われます。

1992年頃の少しアバウトな技術の方が、ドライバーの強さが分かっていいと思うのです。

最近のF1が今ひとつ面白く無い要因は、そのあたりにあるのかもしれません。

© bluelady.jp

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