横山光輝「バビル2世」を一気読み!


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横山光輝には好きな作品がたくさんあります。

「鉄人28号」「ジャイアントロボ」「マーズ」そして「バビル2世」。

中でも「マーズ」と「バビル2世」はリアルタイムで読んだものですから、インパクトが強い作品でした。

「三国志」や「水滸伝」も好きなのですが、全巻読んだことありません。

……

「バビル2世」は別の作家でリメイクされているので、試しに読んでみましたが、全然ついて行けませんでした。

横山光輝のマンガはシンプルで面白い。

下手に細部を書き込むと生気が感じられなくなってしまうのでした。

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ヨミとの戦いの悲哀

バビル2世 (1) (秋田文庫)
バビル2世 (1) (秋田文庫) image by Amazon

「バビル2世」の最大の面白さはヨミとの対決です。

この作品は、ほぼ同じ能力を持った超能力者同士の戦いに終始します。

バビル2世とヨミは、宇宙人であるバビルを祖先に持ち、その能力を持ったもの同士なのです。
本来ならば家族とも言うべき両者の戦いが「バビル2世」を傑作たらしめています。

決着がついたかに見えても何度も復活するヨミがいるからこそ長編となりました。

しつこいほどのヨミの復活は、たぶんこの傑作ストーリーを終わらせたくなかったのでしょう。(作者か編集者か分かりませんが)

……

ヨミは超能力だけでなく組織力を持って戦います。

バビル2世は3つのしもべと世界最高のコンピューターを擁していますが、徒手空拳です。

親さえも一緒に暮らしていません。

そんなバビル2世は始めから勝てそうにない設定なのです。

さらに、本来なら肉親にも等しい存在であるヨミとの骨肉の戦いが、バビル2世の悲哀を深めていきます。

娯楽超大作でありながら、勧善懲悪の爽快さだけでない面白さを「バビル2世」は持っています。

それが、今でも再読したいという思いを強くしてくれる要因なのでした。

© bluelady.jp

www.bluelady.jp – recommendation

バビル2世 (1) (秋田文庫)
全8巻です。続編に「その名は101」(全3巻)があります。

その名は101 (1) (秋田文庫)

※Amazonにリンクします。

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