まだ、デヴィッド・ボウイの死が実感できずにいます。
私のスピーカーからはみずみずしく優しいボウイの声を聴くことが出来るというのに、デヴィッド・ボウイはこの世から去ってしまいました。
デヴィッド・ボウイは本当に★(星)になってしまったのでしょうか。
ラザロのように甦ることができるのなら、誰にでも祈るのですが…
ブルーレディの成立と再スタートへの序
私のブログは3人のヒーローを柱にしたブログです。
ひとりは「平井和正」、一人は「アイルトン・セナ」…そして「デヴィッド・ボウイ」が私の最後のヒーローでした。
このブログのプロトタイプは2009年、「平井和正」のHP記事を母体としてスタートしました。
しかし、ブログの継続に興味がわかず、再始動を果たしたのは2015年のことです。
そのエネルギーとなったのは「平井和正」の死(2015年1月17日)でした。
そうして、2月5日「平井和正」を柱として、ブログは再起動を果たします。
その後、このブログの柱を「私の3人のヒーロー」にすることを思いつき、「デヴィッド・ボウイ」のカテゴリーを登場させたのが1ヶ月後の3月6日、「アイルトン・セナ」のカテゴリーは、さらに1ヶ月後の4月8日になっています。
ブログが、現在の形になるまでには、その他のカテゴリーを追加しながら、毎日1記事をアップしてきました。
ブログ記事のテーマに困ることもありました。
しかし、休むことなく継続できたのは、最後のヒーロー「デヴィッド・ボウイ」がいてくれたからです。
その「デヴィッド・ボウイ」も逝ってしまいました。
……
このページは「デヴィッド・ボウイ」の死を悼むとともに、ブログ「ブルーレディー」に再度の活力を注ぐためのインタルードとなることを願ったものです。
デヴィッド・ボウイとの出会い
私がデヴィッド・ボウイを知ったのは、1999年「hours…」が最初でした。
それまで、デヴィッド・ボウイといったら「戦場のメリー・クリスマス」や「ラビリンス」に出ていた俳優さん。…ぐらいにしか思っていませんでした。
そのアルバムに、はじめて触れたとき、優しく、そして悲哀に満ちた音楽性に他のアーティストに感じたことない感動を覚えたのでした。
その後、17年間、デヴィッド・ボウイを追い続けてきました。
1970年台からずっとデヴィッド・ボウイを見続けてきたファンには年期や経験で負けてしまいますが、熱意ではひけをとらないつもりです。
……
「スペイス・オディティー」や「ハンキー・ドリー」の美しさと「世界を売った男」の荒々しさのギャップに驚きました。
アルバム「ジギー・スターダスト」や「アラジン・セイン」のコンセプト、「ダイヤモンドの犬」の世界観に触れて本当にすごいミュージシャンだと分かりました。
「ヤング・アメリカンズ」や「ステイション・トゥ・ステイション」でのボウイの音楽性の変化は本物でした。
「ロウ」「ヒーローズ」「ロジャー」のベルリン3部作に感じた芸術性はロックへの認識を新たにしました。
「レッツ・ダンス」のカッコよさにしびれました。
その後の「ティン・マシーン」でボウイの苦悩を知りました。
「アウトサイド」の設定を知り、デヴィッド・ボウイの知性に酔いました。
そしてロックの表現力の豊かさに度肝を抜かれたのです。
「ヒーザン」でボウイのセンスの復活を感じとりました。
「リアリティー」をひっさげて来日したリアリティー・ツアーは本当にベストなセットリストでした。長時間、家族と高速を飛ばして体験した大阪城ホールは今でも忘れられません。
動脈瘤で海外のツアーが中止になったときは本当に心配しました。
10年もの沈黙の間に、「デヴィッド・ボウイ引退」報道が流れたときもショックを受けました。(今ほどではありませんが)
「ザ・ネクスト・デイ」の突然の復活に歓喜しました。
…全てが私にとって大切な宝物です。
ボウイ記事をアップすること
前述したように昨年ボウイの記事を、このブログに書き始めたとき、まず目指したのはデヴィッド・ボウイの全アルバムのページをアップすることでした。
さらに、そのことには私が知らないボウイのことを探し出す作業も含まれていました。
いままで、ボウイのアルバムに触れ、ライナーや雑誌で知識を補完してきたのですが、しっかりとまとめたことがありませんでした。
それに、私はアルバムをiTunesに取り込んでしまうと、押し入れに入れてしまって、探すことが出来なくなってしまうんです。そのため、せっかく仕入れた知識も再確認できず忘れてしまうことが多いのでした。
このブログには私が知りたいことを書くという側面もあります。
ブログを書くことで、ボウイのアルバムの周辺の情報を調べたり、アルバムを再確認したりする日々が続きました。
段々、ボウイのことが明らかになっていったり、ボウイの思い出をまとめていくことが楽しくなっていました。
ブログを書き始めて最初に出たアルバムが「★(Blackstar)」
ブログを書き始めてから、気になり始めたのがデビッド・ボウイの情報です。
2015年4月の時点で、とても気になる情報をネットで見つけました。
それがエンダ・ウォルシュとの脚本共作で話題となった「Lazarus」です。
この記事を目にしたときから、ニューアルバムの発売が楽しみになりました。
今まで観たことがなかった「地球に落ちてきた男」も観ました。
とても哲学的な映画です。
娯楽映画になれた私には少し難しかったです。
……
2015年9月16日の「スケアリー・モンスターズ」の記事によって、このブログによるボウイのスタジオアルバムの記事が完了しました。
新しいアルバムから「レッツ・ダンス」までを書いた後に、ファーストアルバム「デヴィッド・ボウイ」から始めたので、「スケアリー・モンスターズ」が最後になりました。(「アーリー・オン」やそれに類する初期シングル集だけが変なタイミングで公開されています)
これによって、後は自由にボウイの記事を書くことが可能になりました。
……
その後、9月の終わりには、シングル「★(Blackstar)」の情報が出てきました。
驚いたことに「Lazarus」には関係なく、ドラマ「ラストパンサーズ」のリードトラックだというのです。
……
さらに10月末にはアルバム「★(Blackstar)」の情報がもたらされました。
2016年1月8日、ボウイの69歳の誕生日にニューアルバムが発売されることが明らかになりました。
この時、私はデヴィッド・ボウイが「★(Blackstar)」と「Lazarus」のそれぞれのアルバムを連続リリースしてくれるんじゃないかと期待したのです。
……
11月20日になって「★(Blackstar)」の全映像が公開されました。
そしてアルバム予約の開始です。
アルバムの構成も明らかになり、「Lazarus」が構成に含まれているのに少し残念な感じがしました。連続リリースは無しかな…と。
私は「★(Blackstar)」の映像から「ブラックスターはジギー・スターダスト(Ziggy Stardust)、ダイヤモンドの犬(Diamond Dogs)、アウトサイド(1.Outside)以来の実験的な作品。コンセプトアルバムだ!!」と予想しました。
今にして思えば実験的な作品というのは、あっているかもしれませんが、「コンセプトアルバム」という言葉は間違っています。
「★(Blackstar)」は単純な「コンセプトアルバム」ではありません。
デヴィッド・ボウイという偉大なロック・スターの人生そのものを総括するためのアルバムであり、私たちへのボウイのメッセージだったのです。
これほどのアルバムを表現する言葉を私は知りません。
……
12月16日「Lazarus」がほんの少しだけ公開されました。
「★(Blackstar)」から2曲目の曲です。
12月18日には「Lazarus」のフルバージョンが公開されています。映像は目のアイコンが閉じたり開いたりしていました。
いまでは削除されてしまった映像です。
今だからこそ言えるのは、この曲こそがボウイの死への覚悟だったんじゃないでしょうか?
ボウイは自分の死を予感しながら「★(Blackstar)」をつくりあげたのです。
「Lazarus」の読みは「ラザルス」ですが、私はボウイの復活を信じて「ラザロ」と読みたい気持ちでいっぱいです。
……
12月中順にになると舞台「Lazarus」の情報も漏れ始めました。
この段階で、デヴィッド・ボウイの新曲が3曲も未発表となっている事実が分かってきました。
この情報によって再度この時、「★(Blackstar)」と「Lazarus」のアルバム連続リリースを期待しました。
……
2015年の後半から2016年の3日にかけて、このブログの全ての要素の記事を1記事ずつアップしていきました。「平井和正」や「アイルトン・セナ」などの記事です。
……
「★(Blackstar)」の発表が目前となった2016年1月4日からは、いよいよデヴィッド・ボウイの記事でブログが埋め尽くされることになります。
4月から待ちに待った瞬間が目前となったのです。
他のジャンルの記事を入れることなど、考えられなくなりました。
2016年1月8日「★(Blackstar)」発売
2016年1月8日
その日にデヴィッド・ボウイのアルバムを聴くためにiTunes Storeで「★」を予約していました。
1月8日中に全曲のレビュー記事をアップしました。
「★(Blackstar)」は傑作でした。
……
1月9日
「★(Blackstar)」のCDが到着します。
CD外観を含めた記事をアップしました。
そして、2017年春・デヴィッド・ボウイ回顧展「David Bowie is」のニュースの報がもたらされます。
私は存命中に「回顧展」など、タイトルを変えたほうがいいのではないのかと思ったものです。
……
1月10日
「★(Blackstar)」音楽性そしてジギー・スターダストとの関連を推測した記事をアップしました。
「★(Blackstar)」は「ジギー・スターダストと地続きにある世界」だと言うのです。
この記事は私は間違っていないと思っています。
なぜなら、「★(Blackstar)」はデヴィッド・ボウイの全てを盛り込んだアルバムだからです。
「ジギー・スターダスト」も「シン・ホワイト・デューク」も「The Buddha of Suburbia(郊外のブッダ)」も「アウトサイドの世界」ですら内包しているように思えてなりません。
……
私が1月10日の記事を書いている間にもデヴィッド・ボウイは亡くなっていたのかもしれません。
2016年1月11日 デヴィッド・ボウイの死を知る
1月11日
「★(Blackstar)」に完全に舞い上がった私は「The Buddha of Suburbia(郊外のブッダ)」との関連性を発見した気持ちになり、記事をアップしてます。
そして、妙なことに気づきます。
私のブログのアクセスが異常に増えているのです。
…そして
「★(Blackstar)」の「歓喜」は一転「失意」へ変わりました。
しゃべることも出来ませんでした。
涙が溢れました。
「★(Blackstar)」はデビッド・ボウイそのものだと分かった瞬間でした。
そして「I Can’t Give Everything Away」は私たちへのメッセージだったのだと…
私たちの前で輝いたのは5年間ではないけれど、デヴィッド・ボウイは本当に「ジギー・スターダスト」だったのかもしれません。
再スタートをはかる
1月12日
このページの記事を書き始めました。
……
デヴィッド・ボウイは死の瞬間までカッコよすぎます。
69歳の誕生日に今までで最高のアルバム「★」を世に送り出し、安心したように伝説のロックスターになってしまいました。
私たちは幸せです。
デビッド・ボウイがこの世にいなくても、その音楽はいつまでも残ります。
まだ、発表されていない曲も次第に出てくるかもしれません。
……
絶望を希望に換えて再出発することにします。
これからも同じように続いていくだけです。
そもそも、デヴィッド・ボウイは身近な存在ではありません。
最初からそうなのです。
© bluelady.jp
★
デヴィッド・ボウイが残した奇蹟のアルバム
トニー・ヴィスコンティは「別れの贈り物」と評している
デヴィッド・ボウイ関連の新情報はコメントに追加していきます。
ぜひ、ご覧下さい。
コメントもお気軽に。
コメント
やまりんさん、おはようございます。
「★」収録曲の歌詞に、死を意識した歌詞が見受けられるのは、すでに明らかですが、熱心なファンが次の発見をしたんですが、もうご存知ですか?
ボウイが敬愛し、誕生日も同じエルビス・プレスリーの歌のひとつ「フレイミング・スター」の歌詞です。
人は誰でもブラックスターを持っている
ブラックスターは肩越しにいて
自分のブラックスターを見つけたら
己の寿命を知る、死期が訪れたことを…
タイトルまでが、意味があったのですね。
aladdindogsさま
書き込みありがとうございます。
プレスリーにそんな歌詞があったんですね。
知りませんでした。
感謝です。
思い出すと、いまだに涙が出ます。
どうしましょう。
こういうエピソードが出る度に目頭があつくなります。
ボウイの闘病は肝臓ガンだけでなく、6度におよぶ心臓発作とも闘い続けていたようです。
「★(Blackstar)」のリリースは壮絶な闘いの結果だったのです。
参照:デヴィッド・ボウイ、肝臓ガンで亡くなったことが明らかに(NMEジャパン)- http://nme-jp.com/news/12288/
デヴィッド・ボウイが生前最後にフォローしたツイッターのアカウントは「神のアカウント」だったそうです。
参照:デヴィッド・ボウイ、生前最後にフォローしたツイッターが神のアカウントであることが明らかに(NMEジャパン)- http://nme-jp.com/news/12310/
トニー・ヴィスコンティの声明は涙なしでは読めません。
参照:トニー・ヴィスコンティ、デヴィッド・ボウイへの追悼のコメントを発表(NMEジャパン)- http://nme-jp.com/news/12194/
やまりんさん、案の定ディスクユニオンから「★」クリアヴィニール盤メーカー在庫
修了のため注文キャンセルとのメールが届きました。
私も先ほど「★」CD+3枚リトグラフのキャンセルメールが来ました。
残念。
初めまして。自分も20年以上ボウイを聴き続けてる者でショックをずっと受けております。
★発売前から情報収録でこちらのブログを拝見させていただきまして、とても共感が持て充実していたので何度も読んでいた矢先でした。
不思議なのが、死期を悟っていながら気心知れたバンドメンバーを起用せずに、制作に時間がかかるかもしれないミュージシャンで固めたことです(とはいえプロですしあまり時間はかからないかもしれませんが(^_^;))。
とはいえ新規のビギナーリスナーやクラシックボウイファンを無視した攻めのサウンド(確かにi can’t live~はNew career〜のハープフレーズをのぞかせたり、LazarousはSlip Awayに似てるなぁとも思いました)はボウイらしいですね。
ちなみにプレスリーの曲はブラックスターとは歌ってないのでは? 自分知らないバージョンがあるからかもしれませんが。。
乱文長文失礼しました。
失礼しました。
未発表バージョンで存在するようです
Jさま
書き込みありがとうございます。
申し訳ありませんが、私はプレスリーのことはあまりよく知りません。
しかし、「ブラックスター」というフレーズは西洋では意味のあるフレーズのような気はしました。
すこし調べてみましたが、はっきりとは分かりませんでした。
実は私はこの後に及んで、もう一作アルバムをボウイに期待しているんです。
この「★」は新しいメンバーで作られたものです。
もう一作は今までのメンバーとのアルバムを作ったんじゃないかと思っているんです。
夢のような話で根拠はありません。
ただ、ボウイの人柄なら期待してもいいんじゃないかと思ってしまいます。
明日からボウイの生前通りに午前0時5分更新でブログをリスタートさせます。
また、遊びに来て下さい。
書き込みにも期待してます。
「I Can’t Give Everything Away」には「A New Career In A New Town」が聞こえるという指摘はありました。
ですが、私にはどうしても「The Buddha of Suburbia」のように聞こえるんですよね。
おかしいですね。
やまりんさん、プレスリーの「フレイミング・スター」について調べてみました。
「フレイミング・スター」の原曲が「ブラック・スター」で、メロディは同じで歌詞違いの様です。
もともと映画の為に書かれた曲ですが、何故か最終的に歌詞が変えられたみたいです。
映画のタイトルも「フレイミング・スター」ですが、曲を作る前に決まっていたのか、後から変えたのかはわかりません。
aladdindogsさま
ありがとうございます。
なにか訳がありそうですね。
でも、aladdindogsさんの最初の書き込みには説得力がありました。
話は変わりますが、「★」CD+3枚リトグラフが諦めきれなかったので、HMVに注文してみました。
どうなるでしょうかね?
やっぱりHMVも勝手にキャンセルされました。
しょうがないですね。
HMVは、まだオーダー受けていますが、輸入盤の場合あとでキャンセルになる事があります。
購入出来たらラッキーだと思います。
無い場合はキャンセルする旨が書いてありました。
宝くじ買ったような気分です。
偉大なBOWIEの死によってもたらされたBOWIE人気。
レコード店から「★」の在庫切れが続出していると伝えられている。
店でのBOWIEの他のアルバムの売れ行きは、店には行かないので分からないが、タワレコ、HMVのNETショップを覗くとほとんどのBOWIEのアルバムが取り寄せ状態になっている。
amazonだけがマーケットプレイスから、高値をつけて、在庫あと15点、お早めにと購入を煽っている。
こんなことがあるのだろうか、いままでBOWIEを知らなかった人たちが彼の音楽を純粋に聞きたくなったのだろうか?
aladdindogsさま
私もボウイのリトグラフ付きが買えなかったのが残念。(既に諦めモードです)
ボウイを知らなかった人が、その死によって、ボウイの作品に注目することは、本当に喜ばしいことです。
しかし、俗な表現ですみませんが
子供の夢である「妖怪ウォッチ」のバッチを大人が買い占めて、オークションで売っている事実に近いことが起こってないのかが気になっています。
そうした人がいるとしたら、今日はSMAPのCDを買い込んでいることでしょう。
私はボウイのコレクションをたくさん持っていますけど、たぶん墓場まで持っていきます。
デヴィッド・ボウイの「★」のタイトル
背景にあることは分からないですけど、強いメッセージ性を感じます。
見えない星、輝かない星「★(ブラックスター)」になってしまっても、みんなを見守っているよ。
…て聞こえるような気がします。
リードトラックの「★」のアイコンは「星」、「Lazarus」のアイコンが「目」なのが、象徴的ですね。
その他にも「★」には深い意味が込められていると思います。
こんばんは。また来ました。
こんなに悲しい別れが、こんなに突然来るとは。
ファンの方はみんな、アルバム発売、ボウイ is展の開催決定で、最高な週末でしたよね。
誰も想像しませんでしたよね。
私は28年ボウイさんが好きでした。
彼を見てると、何かしなくちゃと頑張ろうと思い、その才能が憧れでした。
それから奇遇にも、私もセナも好きでしたから、このサイト見るのが余計嬉しかったです。
もう哀しみ疲れました。
★、歴史上一番魂のこもったアルバムですね。
もういないなんて…。さびしい。
ジミーさま
書き込みありがとうございます。
セナもお好きだったんですね。うれしいです。
私の現状は、最悪なことに「★」を聴くことがかなり苦しくなりました。
これから、さまざまなことを発見したいと思っていたのですが…
ですが、まだ、ボウイの作品は世に出るものがあるはずです。
今度何かの作品が出るときは喜びしかないと思いますので、それを期待しています。
このブログは今はボウイ追悼ムード、一色ですが、いずれ(結構はやいうちに)、他の記事も書いていこうと思っています。
昨年、12月29日に既にセナの記事を書き上げてスタンバっていたのですが、突然の訃報でボウイから気持ちが離れなくなってしまいました。
セナの記事はもう少し先になります。(これが、申し訳ないことにプロストに負けちゃった年のことなんですが…)
セナが亡くなったときも声もなく涙が出ました。
事故死は本人にも予測できませんよね。それを思うとボウイより可愛そうかもしれません。
セナの死後、ボウイと同じように追悼の展示会があって、今でもその時のパンフレットをもっています。
セナの死を思い出しても、もう涙はでません。
ボウイもそういった思い出になっていくんだと思います。
あ、この前セナのDVD観てて涙でたのを思い出しました。
涙もろいんです。
最新のヴィスコンティのインタビューによると、ボウイは生前「★」に続けて、次のアルバムも作りたいと言っていたそうですね。
”スパイダース・フロム・マーズ”はウッディだけになってしまいましたね。
aladdindogsさま
え?
ということは、次のアルバムは作られていないということですね?
なんか、聞きたくありませんでした。
私の夢を返してください。…といいたくなりました。
よけいに寂しさが増しました。
今まさにスパイダース・フロム・マースのアルバムのことを書き終えました。
私はスパイダース・フロム・マースに、あまりいい印象がないので申し訳ない記事になるかもしれません。
やはり、ジギー・スターダスト&スパイダース・フロム・マース(ミック・ロンソンが参加)でないと話になりません。
…と、いうような内容になってしまいました。
やまりんさん、ごめんなさい。
それでは、これはどうですか。
ボウイ最後の出演映画「バンドスラム」(2009年)がまだDVD化されていませんので、おそらく商品化されると思います。
この作品は私も、まだ見ていないので、多分日本公開していないと思います。
随分前に、そんな情報あった記憶ありますが、すっかり忘れてました。
ボウイの映画商品はまだDVDが多く、ブルーレイ化を望みます。
お気遣いいただいて、ありがとうございます。
それは楽しみですね。
是非、ブルーレイでお願いします。
しかし、未発表作はまだまだいっぱいありそうな気がしますよね。
ジョン・レノンの時も発掘音源が出てきたように思うのですが…
やっぱりそういったものを期待してます。
ボウイの映像作品ですと、最も古い物としては、サイレント作品野「イメージズ」(未DVD化、VHSは廃盤)だと思いますが、映画「ヴァージンソルジャーズ」にエキストラ程度で一瞬映っていると言う情報もあります。
映画「イエローパイレーツ」ではカメオ出演で背中にサメのヒレを付けて数シーン出ています。(未DVD化、VHSは廃盤)
「ズーランダー」本人役で出ています。
aladdindogs さま
私は押し入れのどこかに消えてしまった「プレステージ」を探し出すのに、躍起になっています。
カメオ出演したものは、ちょっと寂しいので、観ないかもしれません。
「プレイステイジ」のニコラ・テスラ役良かったですね。
「バスキア」のウォーホル役も(ウォーホルが生前使っていたカツラを被って熱演)良かった。
「キリスト最後の誘惑」ではピラト提督役でワンシーン。
「ツインピークス最後の7日間」ではFBI捜査官役で数カット。
後、ボウイもミックもいない「スパイダース・フロム・マーズ」なんてクソです。
aladdindogs さま
おはずかしいことに、私はボウイの出演した映画はメジャー作品以外観ていないんです。
「ツインピークス最後の7日間」はレンタルして観た記憶があります。
「バスキア」は観ていません。
「プレイステイジ」だけはDVDを買ったんです。ずいぶん前ですけど。
「ハンガー」も買おうかな?と思っていたのですが、思っただけにおわりました。
「ハンガー」は是非観たいです。「ジャスト・ア・ジゴロ」も観たいですね。
「眠れぬ夜のために」と「ガンスリンガーの復讐(西部劇)では殺し屋役。
絵の腕前も確かでした。
aladdindogs さま
私がボウイの映画をあまり観ていないのが露呈しました。
まったく話について行けなくなりました。
すみません。
でも、今後は観たいと思ってます。
また来てしまいました(^_^;)
★の自作の5曲のデモがあるとニュースがあったのでボーカルトラックを抜いて、オケを完成させれば新作はあり得る、とは思います(beatlesのreal loveのように)。が、それはいかがなものか。。
心のどこかでラザロのように死後4日目に奇跡的な何かが起こると思ってましたが、何も起こらなかったです(;_;)
ヴィスコンティのインタビューだと抗ガン剤で眉毛も髪もないボウイの病気を隠すのはレコーディングで不可能だったというのがあるのですが、かたやラザルスの役者やミュージシャン達は誰も気づかなかったという情報もありどうにも。。またボウイの何か壮大なトリックにかかってる気がずっと抜けません。
Jさま
書き込みありがとうございます。
う〜む。
だんだん、ボウイ自身の手による新作の期待が出来なくなった状況でしょうか?
「★」を聴きつつ見守るしかなさそうですね。
また、新情報があったらお願いいたします。
ヴィスコンティのニュースを読みました。
とても複雑な気持ちになりました。
参照:ボウイはまだ数ヶ月生きるつもりで、亡くなる1週間前にヴィスコンティにレコーディングしたいと語ったそう。5曲分のデモがあったそう(ro69) – http://ro69.jp/blog/nakamura/137218
新作の夢も潰えました。
ボウイは偉大でしたが、これ以上、期待してはいけないのだと分かりました。
NMEでは、「★」の未発表音源がリリースされる可能性についても触れています。
デモの5曲もですが、まだデビッド・ボウイの声が聴ける可能性はありそうです。
しかし、ボウイが手掛けた最後のアルバムは「★」となることは、確実ですね。
参照:デヴィッド・ボウイ、亡くなる数週間前に新作の制作を開始していたことが明らかに(NME) – http://nme-jp.com/news/12561/
トリビュートコンサートも計画されていたようで、ボウイの生前の活動はかなり活発だったようです。
トニー・ヴィスコンティのインタビューでも分かりますが、ボウイの死は急激に訪れたのですね。
参照:ポール・マッカートニーとミック・ジャガー、デヴィッド・ボウイの追悼コンサートに参加か(NME) – http://nme-jp.com/news/12580/
今、私が気になっているのは、「★」のジャケットをデザインしたジョナサン・バーンブルックのことです。
とても尊敬しているデザイナーですが、彼とボウイの打ち合わせはどのようなものだったのでしょうか?
ボウイの死も見えていたのでしょうか?
「★」のタイトルに関するものと、マイク・ガーソンの興味深い記事が出てきましたので、リンクしておきます。
参照:デヴィッド・ボウイ、ガンに関する医学用語から『★(ブラックスター)』を命名か(NME)
http://nme-jp.com/news/12385/
参照:デヴィッド・ボウイ、長年をともにしたピアニストが69歳での死を予期していたと語る(NME)
http://nme-jp.com/news/12595/
参照:デヴィッド・ボウイ、死後まもなくニューヨークで火葬されたことが明らかに(NME)
http://nme-jp.com/news/12390/
さらに未発表音源のリリースの可能性も報じられていました。
参照:デヴィッド・ボウイ、『★(ブラックスター)』のセッションで5曲の未発表曲が存在か(NME)
http://nme-jp.com/news/12383/
こんばんは
スリーブといえば、★って彼のアルバムで唯一姿を出していないですよね(世界を売った男のコミック風スリーブや、outside,realityなどの自身のグラフィックを除きますが)
未発表曲は期待できますね。昔から評論家に、捨て曲とシングルカットの選択能力が低いアーティストと言われる事もあったのでw
Jさま
こんばんは。
実はすこし、デヴィッド・ボウイ記事をお休みするのですが、次のボウイ記事はそのこと(スリーブ、ジャケット)に関連するテーマにになる予定です。
他にも考えているんで、順番が変わってしまうかもしれませんけど…
また、よろしくお願いします。
今日は、もう寝ます。
デヴィッド・ボウイは独自の目線で物事を捉えることの大切さを教えてくれました。
参照:「僕らは、みんな変人だ」 生まれたばかりの息子に贈ったデヴィッド・ボウイのメッセージ(ハフィントンポスト) – http://www.huffingtonpost.jp/gregory-beyer/david-bowie-song-captured-new-parents-beautiful-uncertainty_b_8971196.html?utm_hp_ref=japan
デヴィッド・ボウイのアルバム10枚が、今週の全英アルバム・チャートのトップ40の4分の1を占め、トップ100では19枚がランクイン! – http://nme-jp.com/news/12680/
「★」エクストラを期待しましょう。
未発表も楽しみですが、未CD化のCD化も期待したいです。
アルバムからのシングルは、先行シングルが別テイクや別ミックスの時があったり、またただのぶった切りではない、エディットがあったりします。
これらは、ベスト盤などに収録されることも多いですが、その全てを揃えるのはまず無理でしょう。
ことに80年代に流行った30センチシングル用の長尺ヴァージョンなどは
配信では売られていますが、ほとんどCD化されていません。
まあ、この辺はアナログや配信のダウンロードでもいいかもしれない類いではあります。
私の希望するのは「REBEL REBEL」(オリジナルシングルヴァージョン)、アーノルド・コーン名義の「MAN IN THE MIDDLE」と「LOOKING FOR A FRIEND」、「’TIS A PITY SHE WAS A WHORE」(オリジナルシングルヴァージョン)のCD化です。
aladdindogsさま ありがとうございます。
私は「’TIS A PITY SHE WAS A WHORE」(オリジナルシングルヴァージョン)のCD化を期待します。
エクストラには、以下のような内容が追加されると思っていますが、間違ってませんよね?
1.「★」セッションの未発表曲
2. デモ・テープ5曲の完成度をあげたもの
でも、どうせならミック・ロンソンの「ヘブン・アンド・ハル」みたいに、デモ・テープを中心にしたNEWアルバムでもいいんじゃないかと思ったりもします。
こんばんは
この裏ベスト企画のニュースが、目頭熱くなりました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160119-00025275-rollingsj-pol
自分はここにライオンのジョー、1984、レッドセイル、ストレンジャーウェンウィミート辺りを加えたいです♪
J さま
書き込みありがとうございます。
私もこの記事ひっかかってました。Jさんの上げてる曲はいいですね。
ボウイも裏ベスト盤「Bowie:iSelect」「The Collection」でまとめていました。
私は曲で10曲選ぶのは無理っぽい感じがしました。
私の今の1位は「Dollar Days」で決まりだと思います。2位は「Moonage Daydream」、3位は「Amsterdam」かな……
たぶん10分後には、この順位も変わってそうな気がします。
ボウイの死も1週間以上経つとファンでない方からは忘れ去られているかもしれません。
でも、今日も1ページボウイ記事を起こそうと思ってます。
そこで、CDケースを押し入れから引っ張り出していたところです。
なぜか「キャット・ピープル」のサウンドトラックが見当たらず。困っていました。昔買ったはずなんですけど…
見つけたいものは無いのに、ケースの中には同じCDが何枚もあったりします。
自分でも驚いています。
NMEはデヴィッド・ボウイの40曲をピックアップしています。 – http://nme-jp.com/feature/12521/
NMEのデヴィッド・ボウイ写真集もいいですね。 – http://nme-jp.com/gallery/12967/
http://nme-jp.com/news/13106/
こちらもう読まれたかと思いますが、★本当の意味だそうです
Jさん、ありがとうございます。
https://www.bluelady.jp/bowie/post-13559
の記事のコメントに記載済みでした。
私はバーンブルックを本当に尊敬していまして、実は同業者なのですけど、もう雲の上の人です。
LPジャケットの「★」の記述に、感動しました。
バーンブルックはボウイの意図を正確に理解していたことがうかがえますが、ボウイ自身の死をも理解していたかどうかが謎です。
このジャケットを駄作といった方はもうダメダメです。
バーンブルック氏の記事があるのが見れてよかったです。
情報を、ありがとうございます。
先ほどまで鋤田正義さん出演ラジオ番組を聞いていて、彼のお茶目なところも聞け、笑いながら涙でした。
亡くなっても、さらに彼の事を知りたいです。
これからも、こちらのブログを楽しみにしています。
ジミーさん、そう言われると恐縮です。
ボウイ記事は現在1日おきになっていますが、だんだん間隔が開いてくるかもしれません。
3月以降があやしいです。
でも、あくまでデヴィッド・ボウイが柱なので、頑張って書きますね。
ボウイは2週連続でUKチャート・トップですし、まだまだ彼の影響力は続いていきます。
こんばんは
少々不謹慎かもしれませんが、ボウイの亡くなった日、ボウイの元嫁アンジーがテレビ番組の共演者に訃報を打ち明けたところ、他のデヴィッドと勘違いした女性キャストが大パニックになるというコントみたいなことが起きていたようです。。
http://youtu.be/MMeDizrU9gs
Jさん
ありがとうございます。
どちらも本当に悲しいので、泣いていいのか笑っていいのか分からないですね。
両方の身になって、たぶん泣いた方がよさそうな…
英語が分かればちゃんと反応できるのですが…