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筒井康隆「おれの血は他人の血」(筒井康隆コレクション)

tutui

私が好きだった作家をあげると「平井和正」「半村良」「小松左京」「大藪春彦」「筒井康隆」といった方たちである。

今は亡き巨匠という作家たちばかりだが、「筒井康隆」は今も健在だ。

私が氏の小説で最初に読んだのが「おれの血は他人血」であった。

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おれの血は他人の血

筒井康隆コレクションIVおれの血は他人の血
筒井康隆コレクションIVおれの血は他人の血 image by Amazon

 

最近、筒井康隆コレクションというシリーズが発刊されているらしい。
「…らしい」というのはよく知らなかったからである。
何気なく、新刊をサーチしていて「おれの血は他人の血」を見つけてしまったからである。

「おれの血は他人の血」というタイトルは私にとっては特別だ。
平井和正の「ウルフガイシリーズ」を知ってしまった直後、これとおなじほどの小説を求めた。

そして、出会ったのが筒井康隆の「おれの血は他人の血」だったのである。

 

申し訳ないことに、ストーリーはほとんど忘れてしまっている。
面白い小説だったという記憶があるが、全然説明することが出来ない。

しかし、このタイトルを見つけてしまった私は直ぐにポチってしまったのであった。

 

私は普通に「おれの血は他人の血」のハードカバー本を買ったつもりだったが、実は違ったようだ。

届いたのは600ページを越える分厚さの重い本だったのである。

……

ここでこの本の目次を紹介しておこう。

PART1 おれの血は他人の血

これが、私が求めていた小説なのである。

PART2 男の書いた絵

「おれの血は他人の血」に似通った短編作品集かな?

PART3 単行本&文庫本未収録短編

文字通りなのである。
ここで説明しておくが、この本は筒井康隆の全集なのである。
既に4巻目ということだ。

この未収録短編集が筒井康隆ファンの目玉なのではなかろうか?

PART4 筒井康隆・イン・NULL4(9号〜臨時号)

「NULL」は筒井康隆が作り上げた同人誌だ。
この本では9号、10号、臨時号、その後氏が主催したSF大会「DAIKON」REPORT 、パンフレットを掲載している。

今でも「同人誌」から出発した作家が檜舞台に駆け上がることがあるが、筒井康隆はその先駆だったのだ。

……

なんにしてもこの本は筒井康隆の決定版だ。

私の最も親しんだ作品と筒井康隆の活動を記した貴重な記録なのである。

またまた、私にとっては宝物が増えたのであった。

…しかし、いつになったら落ち着いてこの本を読むことが出来るのだろうか?
…それが問題だ。

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