ロックへの初期衝動を取り戻すため、バンドの1メンバーとなったデヴィッド・ボウイ。1989年:ティン・マシーン(tin machine)結成。

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photo by ollografik

83年の「レッツ・ダンス」が爆発的なヒットアルバムとなって以来、デビッド・ボウイは自分を見失ったかのように商業的な成功を追い求めたように見えます。
「レッツ・ダンス」後に立て続けにリリースされた「トゥナイト」と、その後の「ネヴァー・レット・ミー・ダウン」については明らかに創造性を失っています。
これらのアルバムについては次回に譲るとして、ティン・マシーン(tin machine)について思いを記してみます。

ティン・マシーン名義のアルバムはライブアルバムを含めて3枚リリースされています。

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世間が言うほど悪くない「Tin Machine」のファーストアルバム(1989年5月)

ティン・マシーン

私は最初のアルバム「Tin Machine」は結構好きなアルバムです。
荒々しいロックの様相ですが、「Heaven’s In Here」「Prisoner Of Love」「I Can’t Read」「Amazing」「Video Crime」「Baby Can Dance」はアーバンな感じもあっていいと思うんですけど。
中でも「I Can’t Read」は後のアルバムにもつながるいい曲だと思っています。

アルバムのジャケットは数バージョンあるようで、私が持っているものはデヴィッドボウイが一番奥に立っていました。

悪評を高めたのは「Tin Machine Ⅱ」(1991年9月)

II

このアルバムではデヴィッド・ボウイがボーカルを取ってない曲が2曲(「Stateside」「Sorry」)もあって、なんの特徴も見いだせない。
強いて上げるなら「A Big Hurt」「Goodbye Mr. Ed」かな?
「A Big Hurt」はデヴィッド・ボウイが一人で作った曲(その他はカバーや共作)、「Goodbye Mr. Ed」は結構いいと思うんですが、最後のボウイのサックス部分はいらないのでは?

このセカンドアルバムの制作は過去の楽曲の集大成である「サウンド+ヴィジョン・ツアー」とスケジュールがかぶっており、力の入れようが無かったのかもしれません。
この2つのプロジェクトは全く相反してます。
レコード会社との契約問題があったようですが、デヴィッド・ボウイにしても、この時期は結構苦しかったんじゃないでしょうか?

Tin Machine Live:Oy Vey Baby(1992年7月)

Live: Oy Vey Baby

もともとバンド音楽に立ち返ったTin Machineでライブアルバムの必要があったかどうかが分からない。
Tin Machine Ⅱが発表された年(1991年)にはNirvanaの「Nevermind」が発表されており、これと比較すると、どうにも対抗できない。
ファーストアルバムが2年先行しているためグランジへの流れを作ったと言えなくはないかもしれません。

なんにしても「Tin Machine Ⅱ」と「Tin Machine Live:Oy Vey Baby」は手に入れにくい作品なので、見つけたら買って損はないのではないでしょうか?
最初のアルバムリリースで止めていてくれれば…と思わなくもありません。

Live in Tokyo 1992(2014年)

ブログをしめようとしてアマゾンにアクセスしたら以下のようなアルバムが出てました。
「Tin Machine Live:Oy Vey Baby」は東京、シカゴ、ボストン、札幌、ニューヨークの5カ所の寄せ集めなので、このアルバムの方が良いかもしれませんね。
買ってみます。

Live In Tokyo 1992

Tin Machine – Amazon.co.jp

コメント

  1. aladdindogs より:

    やまりんさん、「Live In Tokyo 1992」は、何度もブートレッグになっているNHK-BSで放送された音源ですが、このハーフブートレッグは音も今までで一番良いので、買いですよ。

  2. やまりん より:

    aladdindogsさま
    ありがとうございます。
    昨日、ポチッとしてしまいました。
    期待して待ってます。
    また、いろいろ教えて下さい。
    よろしくです。

  3. やまりん より:

    aladdindogsさま
    「Live In Tokyo 1992」聴いてみました。
    とても良い音源で気に入りました。
    「Oy Vey Baby」よりいいできだと思いました。

  4. aladdindogs より:

    やまりんさん、他のハーフブートの名盤だと74年のLA公演の「A PORTRAIT IN FRESH」と87年の「GLASS SPIDER LIVE」があります。
    ブートを半正規扱いで出したものです。
    私はブートを80枚程集めましたが、ハマると地獄の様に底なしですよ。

    • やまりん より:

      aladdindogsさま

      ありがとうございます。
      「A PORTRAIT IN FRESH」は持っていましたが、「GLASS SPIDER LIVE」は持ってませんでしたので、早速ポチりました。
      私もブートにはまった時期がありましたが、今ではどれがブートでどれが正規品なのかも判別しがたい状況です。(整理が下手なんです)

      ブログを運営していて不満なのは自分の持っているCD等の写真をうかつに掲載できないことです。
      本当は写真をじゃんじゃん撮って載っけたいです。

      そうすればもっと教えていただけることも増えそうな気がしますね。

      これからも、よろしくお願いします。

      あ、一つ教えて欲しいことが。
      以前、ヒーザンが出たときにロウとヒーザンを同じライブでやっているのですが、このライブでいい音源はないでしょうか?
      ご存じでしたら、よろしくお願いいたします。

      やまりん

  5. aladdindogs より:

    何種類か出ていると思いますが、全てオーディエンス録音です。
    今のブートは、ほとんどがCD-Rですが、MasterportレーベルのCD-R「HEATHEN IN NEW YORK」が代表的な様です。
    ブート専門雑誌「beatleg」のBowie特集号の2004年の5月号と9月号か、2013年4月のボウイ総力特集号をお持つでなければ、購入をお勧めします。

    • やまりん より:

      aladdindogsさま

      ありがとうございます。
      お手数をおかけしました。
      ちょっと探してみます。

      • やまりん より:

        aladdindogsさま

        「HEATHEN IN NEW YORK」が押し入れから出てきました。
        iTuneにも入っていたのですがタイトルが「Roseland Ballromm June 11.2002」に変わっていました。
        音質的にはいまいちかもしれません。

        これ聞きながら返信しています。