Photo by Eddy BERTHIER
イギー・ポップは「Post Pop Depression」で本当にいい仕事をしました。
私はデヴィッド・ボウイとの関連でイギー・ポップを追って来ました。
しかし、「Post Pop Depression」がイギー・ポップの最高傑作だと思います。
デヴィッド・ボウイがプロデュースした「The Idiot」は確かにいいんですが、今なら「Post Pop Depression」を選んでしまいます。
そんな絶好調のイギー・ポップとザ・ストゥージズのドキュメンタリー・ムービーが公開されます。
「ギミー・デンジャー」9月2日公開
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伝説のロックバンド、ザ・ストゥージズは4枚しかアルバムをリリースしていません(コンピ、ライブ盤を除く)。
「ギミー・デンジャー(Gimme Danger)」はザ・ストゥージズのサード・アルバム「ロー・パワー」に収録されている曲です。
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この「ロー・パワー」はデヴィッド・ボウイの協力で制作されたアルバムで、デヴィッド・ボウイがミキシングを担当しています。
収録曲の中で、私が最も好きな曲が「ギミー・デンジャー(Gimme Danger)」です。
この曲が好きなのは、おそらく私だけではないでしょう。
この曲がタイトルに選ばれたのには大きな意味があるはずです。
……
実は私はこのアルバムのイギーがミックスしたものしか持っていないのです。
イギー・ポップはもともとデヴィッド・ボウイがミックスしたものを嫌っていたとか…
今はボウイがミックスしたものも聴いてみたいなーと思っています。
……
映画「ギミー・デンジャー」はボウイの「ジギー・スターダスト」の時と同じように私の地域での公開はずいぶん先です。
またもや、お預けを食らった犬の心境です。
仕方が無いので、公開までの間はサウンドトラックでも聴いておこうと思います。
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日本初のイギー・ポップ単独ムック「CROSSBEAT Special Edition イギー・ポップ」
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この映画の公開にあわせ、「CROSSBEAT Special Edition イギー・ポップ」が発売されます。
この本が日本では初めてイギー・ポップを単独であつかったものだそうです。
いままで無かったのが不思議です。
デヴィッド・ボウイではこの手のムックが山のようにあるので、ボウイのすごさが分かりますね。
「Post Pop Depression」で頂点(?)をむかえたイギー・ポップのことを、もっと知るために、この本は必須です。
「読んでから観るか、 観てから読むか」
あなたはどちらでしょうか?
(まるで昔の角川映画のような感じになってしまった…)
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