豊田有恒の日本武尊SF神話(長編ヒロイック・アドベンチャー小説、ヤマトタケル・シリーズ)のこと。e文庫で「あなたもSF作家になれるわけではない」を購入、.bookをPRS-T3Sで読みます。

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photo by tomohisa suna「明日の神話 ”Myth of Tomorrow” Taro Okamoto」

豊田有恒さんの小説はヤマトタケル・シリーズのみ持っています。
平井和正のウルフガイシリーズを読み始めた学生の頃に出会った作品と思っていましたが、見返してみると、どうやら就職してから読み始めたらしい。
日本武尊SF神話シリーズの最終巻「巨人国のヤマトタケル」は昭和63年5月31日の初版発行となっています。

一度しか読んでいない本ですが、大切に本棚にしまってありました。
最近電子化してしまいましたが、捨てずに本棚に収めてあります。

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豊田有恒という作家

豊田有恒さんで思い出せるのは、平井和正とアニメ「エイトマン」の脚本に携わったということと、松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」のSF設定を行ったことです。(私は宇宙戦艦ヤマトは松本零士原作と考えています)

平井和正のあとがき集だと思いますが、エイトマンの脚本家が「鉄腕アトム」の制作陣に引き抜かれ苦境を味わったことが書かれていたと思います。
その一人が豊田有恒さんであることは間違いありません。

宇宙戦艦ヤマトについては西遊記を下敷きにSF設定を行ったということを読んだ記憶があります。(Wikiで確認しました)
また、宇宙戦艦ヤマトの著作権問題では、松本零士さんを擁護して「西崎義展さんが宇宙戦艦ヤマトの著作権を主張するなら、松本零士が著作権を主張してもおかしくない」というような発言をされていたと思います。(Wikiで確認しました)

西崎義展と松本零士の著作者人格権をめぐる争いでは、松本を支持し、2000年には産経新聞のコラムで、「ヤマト」は多くの人の共同作業だが大半は松本に帰するのであり、西崎が著作権を主張するなら自分にも主張する権利があると述べた。

出典:「豊田有恒」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2015年6月8日22時(日本時間)現在での最新版を取得。

→参考:「宇宙戦艦ヤマト2199など新作に松本零士氏の名前がなく…」(Yahoo Japan 知恵袋)

私などは以下のようにSF設定を行った経緯から見て豊田有恒さんも著作権を主張してもいいのではないかと思えてしまいます。

豊田案におけるタイトルは『アステロイド6』。『西遊記』を下敷きにして遠い異星に人類を救う放射能除去装置を取りに行くという基本ストーリーで、この段階での敵はコンピュータだった。宇宙船は、小惑星そのものにエンジンを組み込んだもので、「岩石宇宙船イカルス」と呼ばれていた。乗員も世界各国から集まる国連形式で構想され、名前や性格などの素案も作成された。
豊田案が提出用企画書の原案となり、岩石宇宙船の内部に戦艦が内蔵された「アステロイドシップヤマト」なるアイデアに変更された。その名残りがアステロイドリングに見られる。

出典:「宇宙戦艦ヤマト」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2015年6月8日22時(日本時間)現在での最新版を取得。

虫プロで「鉄腕アトム」のシナリオを手掛けられてからは、「ジャングル大帝」「スーパージェッター」「宇宙少年ソラン」「ガボテン島」といった懐かしい作品にも携わっています。

著作では「異次元神話」と「退魔戦記」が有名なのではないかと思います。(懐かしくなってAmazonでポチってしまいました)

日本武尊SF神話(ヤマトタケル・シリーズ、日本新神話物語)

私が所有しているのは、祥伝社刊の新書本です。もともとハヤカワ文庫で発売されたシリーズ作品のようですが、中断されていたようです。(ハヤカワ文庫では日本新神話物語)
第一巻の「火の国のヤマトタケル」のカバーには

ヒロイック・ファンタジーを、古代日本に舞台を設定して書いたエンターテイメントは、筆者が言うのもおかしいが、この作品が日本最初である。

出典:「火の国のヤマトタケル」祥伝社刊

と記されています。

読んでから30年近く、経過してしまいましたので、ほとんどストーリーを思い出せません。
電子化したので読み始めましたが、読了出来ずにいます。

日本武尊SF神話シリーズは以下の7作品があります。
そのうち「英雄ヤマトタケル」は誕生編と題されているとおり、外伝的な位置づけになっています。
いずれも生頼範義さんのイラストが表紙を飾ります。かなり迫力があります。

火の国のヤマトタケル (1981年) (ノン・ノベル―日本武尊SF神話)

  • 火の国のヤマトタケル(日本武尊SF神話①)
  • 出雲のヤマトタケル(日本武尊SF神話②)
  • 神風のヤマトタケル(日本武尊SF神話③)
  • 英雄ヤマトタケル(日本武尊SF神話 誕生編)
  • 天翔るヤマトタケル(日本武尊SF神話④)
  • 飛騨のヤマトタケル(日本武尊SF神話⑤)
  • 巨人国のヤマトタケル(日本武尊SF神話⑥)

このシリーズは未完の作品となっています。続きが読めるとしたら、必ず買います。
記憶は薄れてもそれほどのインパクトを残した作品でした。

SonyReader PRS-T3Sで読む「あなたもSF作家になれるわけではない」

この記事を書いていて、平井和正オフィシャルのe文庫にいけば、豊田作品が買えることを思い出しました。
「あなたもSF作家になれるわけではない」がそれです。
思い出したついでにこの電子書籍をe文庫で購入。久しぶりにWebMoneyを使いました。

e文庫の著作案内は以下

あなたもSF作家になれるわけではない

日本SFの草創期に作家デビューし、一方で「エイトマン」「鉄腕アトム」「スーパージェッター」などのSFアニメ脚本家としても活躍した著者による、貴重な回顧録。若き日の平井和正や、手塚治虫らのエピソードが満載です。1976年〜、今はなき「奇想天外」誌に連載されたエッセイ集。
あとがき収録

→購入は平井和正オフィシャルサイト:「あなたもSF作家になれるわけではない」(豊田有恒):e文庫

私は.bookのデータを買ってSonyReader PRS-T3Sで読みます。

→その他、豊田有恒作品の購入はこちら(Amazon)