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クトゥルー神話を知ったのは栗本薫や菊地秀行の小説によってだと記憶しています。
もともと複数の作家によって創造された世界のようですが、私はラヴクラフトが創造したものと今のいままで信じていました。
いつかはオリジナルを堪能しようと5、6年前に「ラヴクラフト全集 1」を購入しました。
しかし、いまだに未読です。
最近は読んだことのある本しか読めなくて困っています。
魔界水滸伝を読むにはクトゥルー神の図鑑が欲しい
魔界水滸伝〈7〉 (1984年) (カドカワノベルズ) image by Amazon
私が最初に読んだクトゥルー神話関連の小説は栗本薫の「魔界水滸伝」(カドカワノベルズ版)でした。
全20巻で完結作品となり、外伝が4巻ありますが、本当の完結作品なのかは定かではありません。
というのも続編の「新・魔界水滸伝」が4巻で未完となってしまったからです。
「魔界水滸伝」は「グイン・サーガ」の世界との融合を目指して書き綴られてました。
しかし、栗本薫の死によって、結局その全貌を現すことはありませんでした。
今でも残念に思っています。
……
その昔「魔界水滸伝」を読んでいると、私にはよく分からないクトゥルー神話の神々が次々と小説世界に登場します。
永井豪の挿絵が付いていても、その数は圧倒的に少ないので、全然想像できません。
というのも、私がクトゥルー神話を知らなかったからです。
もし、クトゥルー神話をよく知っていたら、「魔界水滸伝」がもっと楽しめたことでしょう。
クトゥルー神話の世界
最近「魔界水滸伝」の再読をはじめたのですが、やっぱり「クトゥルー神話」を知らないということが気にかかります。
そんな時、見つけたのが「ユリイカ 2018年2月号 特集=クトゥルー神話の世界」です。
ユリイカ 2018年2月号 特集=クトゥルー神話の世界 ―ラヴクラフト、TRPG、恐怖の哲学 ― image by Amazon
この本を読めば「クトゥルー神話」が分かりそうな気がします。
早速、予約しました。
表紙からして怖い感じです。
この本が来るまで「魔界水滸伝」の再読は、中断することにします。
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