映画「ラビリンス/魔王の迷宮(Labyrinth)」のサウンドトラックはデヴィッド・ボウイが全曲手掛けている?

Labyrinth
image photo by Ingrid Richter 

デヴィッド・ボウイの80年台の作品の中に映画「ラビリンス/魔王の迷宮(1986年作品)」があります。

何度か見た記憶があるのですが、DVDがどこかに行ってしまって、長らく見ていません。

デヴィッド・ボウイが魔王ジャレスを演じていました。
ヒロインはジェニファー・コネリーで、この二人だけで持たせたような映画です。

私のブログでは、今までこの映画のサウンドトラックを取り上げたことがありませんでした。

しかし、私の読んだ本(パオロ・ヒューイットの「デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス」に「ラビリンス/魔王の迷宮」のサウンド・トラックは「ボウイが全曲を書いた初のサウンドトラック」という記述をみつけ、このページを起こします。

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「ラビリンス」のサウンドトラックはトレヴァー・ジョーンズとの共作?

Labyrinth: From The Original Soundtrack Of The Jim Henson Film
Labyrinth: From The Original Soundtrack Of The Jim Henson Film image by Amazon

「ラビリンス」のサウンドトラックについて、パオロ・ヒューイットの「デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス」には以下のように記述されています。

『Labyrinth』はボウイが全曲を書いた初のサウンドトラックで、曲作りの際に、電子音楽とオーケストラを融合させたトレヴァー・ジョーンズのスコアを念頭に置いた。以前のサントラはこれまでのバック・カタログから引っ張ってきたり(『Christiane F.』)、映画用に他の人が書いた作品(『Cat People』)ばかりだった。このため、『Labyrinth』はボウイのスタジオ・アルバムの中でも異色の作品だ。これまでみたいに、彼がアーティストとして本能に従い、インスピレーションやひらめきを駆使した作品とは言い難い。今回はたまたまインスピレーションが外から与えられ、それがタイトなパンツを穿いて人形と共演する、子供向けの映画だったということだ。もちろん、サントラの依頼を断ることもできただろうが、ボウイは常にやったことない分野にチャレンジしてきた。

出典:「デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス」パオロ・ヒューイット著、発行所:TOブックス 232ページ

これを読むと「ラビリンス」のサウンドトラックはデヴィッド・ボウイのスタジオ・アルバムの一つであり、トレヴァー・ジョーンズの書いたスコアを下敷きにしてボウイが作り上げたものだと思われます。

Labyrinth

  1. Underground(David Bowie & Trevor Jones)
  2. Into The Labyrinth(Trevor Jones)
  3. Magic Dance(David Bowie)
  4. Sarah(Trevor Jones)
  5. Chilly Down(David Bowie)
  6. Hallucination(Trevor Jones)
  7. As The World Falls Down(David Bowie)
  8. The Goblin Battle(Trevor Jones)
  9. Whithin You(David Bowie)
  10. Thirteen Oclock(Trevor Jones)
  11. Home At Last(Trevor Jones)
  12. Underground(David Bowie)

ただし、アルバムクレジットを見るとデヴィッド・ボウイがクレジットされているのは「Magic Dance」「Chilly Down」「As The World Falls Down」「Whithin You」「Underground」の5曲のみとなっています。

これでは全曲をボウイが書いたとする「デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス」の記述と食い違うようなのですが、どう考えたらいいのでしょうか?

「Underground」と「As The World Falls Down」が大好きで、このアルバムは早くから買っていました。

いずれにしても5曲ものボーカル曲をボウイがこのサウンドトラックのために書いていることに間違いありません。

中でも「Underground」と「As The World Falls Down」の2曲はボウイのオリジナルアルバムに入ってもおかしくない佳曲です。

「As The World Falls Down」はアルバム「Tonight」のRyko盤にもボーナストラックとして収録されていました。

この2曲だけでもこのアルバムを聴く価値があると思います。

もし、サウンドトラックだからという理由で聴いてない方がいらっしゃったら、これを機にボウイのアルバムとして聴いてみてはいかがでしょうか?

とても気にいると思いますよ。

© bluelady.jp

www.bluelady.jp – recommendation

Labyrinth: From The Original Soundtrack Of The Jim Henson Film

※Amazonにリンクします。

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コメント

  1. さむたいら より:

    お邪魔いたします。ご返信ありがとうございました。Underground、ダンサブルな曲ですよね。アメリカのTIME誌の追悼号で、ビデオクリップのベスト10?に選ばれていましたね。残念ながらサントラとしては未聴です。ただAs the world …も含めて、そういう意味ではBest of David Bowie 1980-1987は貴重な一枚です。

    • Lin より:

      さむたいらさん、ありがとうございます。
      「Underground」のボウイのボーカルが印象的でした。
      あの太い声がデフォルトなのだと思っていたのですが、70年台のボウイの声は少し高めで、シャープな感じに驚きました。

  2. aladdindogs より:

    「ラビリンス」からは、Whithin Youを選びました。

    ボウイが主演と言える映画は「地球に落ちて来た男」「ジャスト・ア・ジゴロ」「戦場のメリークリスマス」「ニューヨーク恋泥棒」と、この「ラビリンス」です。
    「ハンガー」は微妙ですね。

    • Lin より:

      aladdindogsさん、ありがとうございます。
      実はこのページは「ベスト・オブ・ボウイ」のページではなかったんです。
      ページを読み返してみると「ベスト・オブ〜」と同じ内容に筆力のなさを嘆きました。
      すみません。

      話は変わって、「Changesonebowie」がやっと発送されました。
      さて、中身は黒でしょうか白でしょうか?
      ドキドキします。

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