書籍の電子化・自炊のはじめ方
【PR】本ページはプロモーションが含まれています

「All Over クトゥルー – クトゥルー神話作品大全 -」を買ってみた。

またまたクトゥルー本を買ってしまいました。

復活するクトゥルー神話の世界(栗本薫の「魔界水滸伝」で知ったクトゥルー神話を補完する)
Photo by Winter Jefferson  クトゥルー神話を知ったのは栗本薫や菊地秀行の小説によってだと記憶しています。 もともと複数の作家によって創造された世界のようですが、私はラヴクラフトが創造したものと今のいままで信じていま...

図解が欲しいと思っていたのですが、今度のも図解ではありません。

とても分厚い本なのですが、クトゥルーの解説書というよりはブックガイドと言った方が当たっているかもしれません。

スポンサーリンク

All Over クトゥルー – クトゥルー神話作品大全 –

All Over クトゥルー -クトゥルー神話作品大全-
All Over クトゥルー -クトゥルー神話作品大全- image by Amazon

 

サブタイトル「クトゥルー神話作品大全」から、クトゥルー神話体系を解説してくれる本かと思って買いました。
実は「クトゥルー神話大全」と脳内変換してました。

470ページを超える本なので、これを読めばクトゥルー神話に詳しくなれると思っていたのです。

ところが、クトゥルー神話の解説は全体の4分の1ほどでした。

この本はクトゥルー神話を扱った書籍の解説集となっています。
「クトゥルー神話作品大全」というサブタイトルもうなずけます。

325ページがクトゥルーに関係ある作品の紹介ページです。

原典、海外小説、国内小説、ライトノベル、コミック、児童書、ゲーム、映像作品を網羅しています。

本の帯には紹介作品は1300以上と記されていました。

……

私が読んだことのある作品も多数紹介されていました。

過去の記事で紹介した栗本薫の「魔界水滸伝」も紹介されていました。

他にも「グイン・サーガ」や「魔境遊撃隊」などもピックアップされています。

ただ、これが「クトゥルーと関係あるの?」と疑いたくなるような作品も多数にのぼります。

田中芳樹の「創竜伝」が掲載されていたのには驚きました。
台詞に「クトゥルー」が入っているだけで紹介作品になっているかもしれません。

ともあれ、見聞きした多数の作品が紹介されているので、それだけでも面白い本と言えるでしょう。

「クトゥルー」を切り口にした作品総覧と思って買えば良書だと思います。

© bluelady.jp

www.bluelady.jp – Recommended

All Over クトゥルー -クトゥルー神話作品大全-

※Amazonにリンクします。


コメント

タイトルとURLをコピーしました