書籍の電子化・自炊のはじめ方
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「ジギー・スターダスト」よりロックでドラマティックなデヴィッド・ボウイのアルバム「アラジン・セイン」も30周年記念盤が発売されて…(ベスト・オブ・ボウイ)

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グラムロックの最盛期に、ジギーのツアーで書かれた曲をメインにして出来上がったのが「アラジン・セイン」です。

ジギーがアメリカで出会ったサウンドをミックスしていって出来上がったものとも言えるかもしれません。(アメリカかぶれしたジギー?)

「ジギー・スターダスト」とは地続きの作品で、ロシアで発売されたアルバムには「ジギー・スターダスト」と「アラジン・セイン」が1枚に収録されたお得なCDもあります。

……

叙情的な雰囲気のある「ジギー・スターダスト」と比べると「アラジン・セイン」は狂騒的でロック色が強くなっています。

また、「Time」や「Lady Grinning Soul」のようにドラマティックな仕上がりとなった楽曲も特徴をなしています。

ミック・ロンソンのギターもより大きくミックスされているような気がします。

プロデューサーのケン・スコットが良い仕事をしたとも言えますが、「ジギー・スターダスト」の音と大きく違っているのは、マイク・ガーソンが加わったことが大きいでしょう。

……

捨て曲無しのこのアルバムから1曲または2曲を選び出すのもとても難しいですね。
選ぶ方の趣味によってはどの曲が選ばれてもおかしくありません。

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「アラジン・セイン」30周年記念盤

Aladdin Sane-30th Anniversary
Aladdin Sane-30th Anniversary image by Amazon

 

「ジギー・スターダスト」でも触れたので、このアルバムでも30周年記念盤のことを書いておきます。

「アラジン・セイン」の30周年記念盤の日本盤は悪名高いCCCD版でした。
そのため、私は輸入盤と日本盤の両方を購入しています。

日本盤と輸入盤ではジャケットの大きさが異なっていました。
日本盤の方が大きく作ってあります。「ジギー・スターダスト」も同様でした。

日本盤はCDをポリ袋に封入してあるのが特徴ですが、輸入盤の大きさでは紙ケースに入らなくなるため大きさを変えたのかもしれません。

……

ボーナスディスクの収録曲は以下のようになっています。

Aladdin Sane [Disc 2]

  1. John, I’m Only Dancing [sax version]
  2. The Jean Genie [original single mix]
  3. Time [single edit]
  4. All The Young Dudes
  5. Changes [Live]
  6. The Supermen [Live]
  7. Life On Mars? [Live]
  8. John, I’m Only Dancing [Live]
  9. The Jean Genie [Live]
  10. Drive-In Saturday [Live]

このボーナスディスクでの未発表曲は「Life On Mars?」(ボストンでのライブ)、「Drive-In Saturday」(クリーブランドでのライブ)の2曲しかなく、30周年記念盤にしては寂しい構成です。

すでに40周年盤がでていますが、ボーナスディスクもなく、リマスターされただけに終わってしまいました。

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ベスト・ソングを選ぶ

さて、冒頭でも書いたようにこのアルバムから曲を選ぶのは至難の業です。

ピックアップしてみると以下の様に収録曲の半分(5曲)より多くなってしまいます。

  • Aladdin Sane
  • Drive-In Saturday
  • Panic In Detroit
  • Cracked Actor
  • Prettiest Star
  • Jean Genie

ライブ曲では「Cracked Actor」が最高なんですが…

今回は「Drive-In Saturday」を選んでおきます。

© bluelady.jp

www.bluelady.jp – Recommended

Aladdin Sane-30th Anniversary

※Amazonにリンクします。


コメント

  1. aladdindogs より:

    やまりんさん、私は迷わず「Cracked Actor」にしておきます。

    • Lin より:

      aladdindogsさん、ありがとうございます。
      私も「Cracked Actor」好きです。
      最後まで迷いました。

  2. たこべい より:

    聴き返してみて不思議なアルバムだなと思いました。
    ストレートなギターロック、シアトリカルでアバンギャルドな曲、60年代POPSにも繋がる曲、ソウルへのあこがれを彷彿させる曲。色んな要素があるのに、統一感がある。まさにプロデューサーの仕事ぶりが良かったんでしょうね。

    ・Time (ジギーのコメント参照)
    ・Panic In Detroit
    の二曲です。

    *CCCD持ってます。いやはや・・・。

    • Lin より:

      たこべいさん、ありがとうございます。
      プロデューサーはケン・スコットですね。
      ボウイと名コンビはトニー・ヴィスコンティということになっていますが、初期のボウイの傑作はケン・スコットのプロデュースです。(ハンキー・ドリーからピンナップスまで)

      私は申し訳ないことに、このケン・スコットについて詳しくありません。
      これから調べて見ようと思ってます。

  3. カラアゲボーイ より:

    Drive-In Saturdayですね。
    曲の展開がドラマチックで好きです。

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