書籍の電子化・自炊のはじめ方
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現代F1最高のファイター、ダニエル・リカルドには「シューイ」がよく似合う。

daniel-ricciardo
Photo by Jen_ross83 

現代F1は燃料の流量が決まっていたり、タイヤもプライムとオプションを必ず履き替えねばならない等、様々なルールで縛られています。

そのため、勝利するためにはドライバーの技量よりも戦略の方が重要だったりすることに…

とはいえ、今はメルセデスのパワーユニットが圧倒的なためにメルセデス以外が勝つのは難しいですけどね。

そんな、どちらかというとつまらないF1にあって、スリリングなオーバーテイクを見せてくれるF1ドライバーがいます。

それがレッドブルのダニエル・リカルドです。

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ブレーキングを遅らせズバッっと抜いていくリカルド

エンジン性能のみが順位を決める決定的な要素となるイタリアGPにおいて、ひときわ目を惹いたのが、レッドブルのダニエル・リカルド vs ウイリアムズのバルテリ・ボッタスのバトルです。

ダニエル・リカルドは48周目のターン1で思い切ってブレーキを遅らせ、バルテリ・ボッタスを鮮やかにオーバーテイクしました。

このレースで唯一のしびれた瞬間です。

……

ダニエル・リカルドのオーバーテイクシーンはこのレースだけでなく、再三再四、目を惹きつけます。

タイヤを交換するタイミングで抜こうとか、ピットインを減らして戦おうとか、つまらない戦略に頼るので無く、ドライバーの技量で戦う姿勢が顕著です。

ダニエル・リカルドこそ、現代F1では数少ないファイターの一人といって間違いありません。

ルノーエンジンがメルセデスに劣っているため、常勝とはいきませんが、このようなドライバーにこそチャンピオンを取ってもらいたいと思います。

普段はにこやかなダニエル・リカルドですが、レースでのファイティング・スピリットは凄まじいものがあります。

2017年のF1レギュレーションの変更によって、各チームのマシンが平準化し、ドライバー同士のぶつかり合いが多くなれば、ダニエル・リカルドの闘争心は、もっと目に見える形になってくるのではないでしょうか?

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表彰台では汚いブーツでシャンパン「シューイ」

ダニエル・リカルドは今年2度表彰台で「シューイ」(ブーツに注いだシャンパンを飲み干すお祝い)を見せています。

一度目はドイツGP、二度目はベルギーGPでした。

ベルギーGPでは先輩のマーク・ウェバーがリカルドのブーツからシャンパンをのむはめに…

とても汚い儀式ですが、楽しんでいる様子が心を打ちます。

いつの日かダニエル・リカルドがワールド・チャンピオンになって「シューイ」を見せてくれることを願ってやみません。

© bluelady.jp


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