書籍の電子化・自炊のはじめ方
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F1 2019 第9戦・オーストリアGP 決勝:レッドブル、ホンダPUで初優勝。マックス・フェルスタッペン怒濤のオーバーテイクを可能にしたエンジン「モード11」。


Photo by Paul Williams

 

オーストリアGPは近年で最高のレースでした。

マックス・フェルスタッペンのオーバーテイクはまさに鬼神の走り。
ベッテル、ボッタス、ルクレールのオーバーテイクには思わず声を上げてしまいました。

興奮は最高潮に達したものの、フェルスタッペンがトップを走るルクレールをオーバーテイクした際、接触。
それが審議対象となって、オーストリアGPの表彰式は暫定結果として行われました。

レッドブルの今期初優勝、2006年ハンガリーGP以来のホンダの勝利が盛り上がりを見せたのですが、このところのスチュワードの裁定がレースを壊してしまうことが多かったので、気が気ではありませんでした。

午前3時ごろになって、裁定結果が発表され、レッドブル、フェルスタッペンの優勝が確定!

2015年ホンダのF1復帰以来、本当に待ちに待った結果でした。

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タイヤ戦略とエンジン冷却の勝利か?

今までレッドブルはメルセデスにもフェラーリにも太刀打ち出来ませんでした。

しかし、ここレッドブル・リンクでは両者を圧倒するスピードを持っていました。

急に速くなったのは何故なのでしょう?

……

おそらくオーストリアGPが高い路面温度と高気温の中で行われたことが一因だと思います。

結果論ですが、ソフトタイヤでスタートしたルクレールには最初から勝利の目はありませんでした。

フェルスタッペンの採用したミディアムからハードへつなぐ戦略でなければレース後半タイヤが保たなかったはずです。

また、メルセデスはエンジンのオーバーヒートに苦しんでいたといいます。

ホンダエンジンはパワーよりも信頼性をとっていたため、エンジンの冷却にもしっかりとした対策がなされていたと思われます。

……

レッドブルのシャシーにアップデートは入っていたものの、特別な条件でなければメルセデスとフェラーリに勝つことは出来なかったでしょう。

しかし、これから夏のレースでは大きな期待を持っていいと思います。

(追記)

ホンダには強力なエンジンモード(モード11)があることが報道されています。

参照 ホンダの強力なエンジンモードがフェルスタッペンの2連覇を可能にした、とレッドブル(FORMULA1-DATA)

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結果

F1 2019 第9戦 オーストリアGP レッドブル・リンク – 全71周(2019.6.30)

 

最もコーナーが少ないサーキット。
高低差が大きく海抜700mを超えるため、エンジンの冷却が難しくなることで知られている。
9コーナーの縁石に乗り上げてしまうとフロントウイングやフロアを壊してしまう危険なコースでもある。

 

順位 ドライバー チーム ポイント
1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 26
2 シャルル・ルクレール フェラーリ 18
3 バルテリ・ボッタス メルセデス 15
4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 12
5 ルイス・ハミルトン メルセデス 10
6 ランド・ノリス マクラーレン 8
7 ピエール・ガスリー レッドブル・ホンダ 6
8 カルロス・サインツ Jr. マクラーレン 4
9 キミ・ライコネン アルファ・ロメオ 2
10 アントニオ・ジョビナッツィ アルファ・ロメオ 1
11 セルジオ・ペレス レーシング・ポイント
12 ダニエル・リカルド ルノー
13 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
14 ランス・ストロール レーシング・ポイント
15 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ
16 ロマン・グロージャン ハース
17 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ
18 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ
19 ケビン・マグヌッセン ハース
20 ロバート・クビサ ウィリアムズ

ファステストラップポイント:マックス・フェルスタッペン(1:07.475)

ホンダ勝利は、やはりレッドブルのシャシーとマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスによるところが大きい。
トロロッソが下位に沈んでいることからも明か。

アントニオ・ジョビナッツィは初ポイントです。
これでポイントが無いのはウィリアムズのみ。

ドライバーズ・ランキング

順位 ドライバー(チーム:No) ポイント
1 ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) 197
2 バルテリ・ボッタス(メルセデス:77) 166
3 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ:33) 126
4 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) 123
5 シャルル・ルクレール(フェラーリ:16) 105
6 ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ:10) 43
7 カルロス・サインツ Jr.(マクラーレン:55) 30
8 ランド・ノリス(マクラーレン:4) 22
9 キミ・ライコネン(アルファ・ロメオ:7) 21
10 ダニエル・リカルド(ルノー:3) 16
11 ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー:27) 16
12 ケビン・マグヌッセン(ハース:20) 14
13 セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント:11) 13
14 ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ:26) 10
15 アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ:23) 7
16 ランス・ストロール(レーシング・ポイント:18) 6
17 ロマン・グロージャン(ハース:8) 2
18 アントニオ・ジョビナッツィ(アルファ・ロメオ:99) 1
19 ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ:63) [15]
20 ロバート・クビサ(ウィリアムズ:88) [16]

コンストラクターズ・ランキング

順位 チーム ポイント
1 メルセデス 363
2 フェラーリ 228
3 レッドブル・ホンダ 169
4 マクラーレン・ルノー 52
5 ルノー 32
6 アルファ・ロメオ・フェラーリ 22
7 レーシング・ポイント・メルセデス 19
8 トロロッソ・ホンダ 17
9 ハース・フェラーリ 16
10 ウィリアムズ 0

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