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2019年F1レギュレーションの変更でフロントウイングが弱点になる?


Photo by Nic Redhead 2012年 Red Bull RB8

 

2019年のF1は空力規定が大きく変わります。

オーバーテイクを増やすことを目的とした変更です。

その影響はマシンを遅くするとも言われていて、またもや性能劣化の悪い規定になるのではと危惧しています。

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2019年のF1レギュレーション変更

2019年のF1レギュレーション変更の概略は以下の記事で分かりやすくまとめられています。

参照 2018年から2019年へのF1マシンの変化 2019年 F1レギュレーション – 知っておくべきルール変更点のまとめ(FORMULA1-DATA)

上記記事から項目を転載しておきます。

  1. フロントウイングの簡素化
  2. バージボードの小型化
  3. ブレーキダクトの簡素化
  4. リアウイングの修正
  5. タイヤ・ラインナップの整理
  6. 最低車両重量の引き上げ
  7. バイオメトリック・グローブの導入
  8. より強靭なヘルメット
  9. グリッド降格ペナルティの明確化
  10. リアウィング・エンドライトの設置
  11. 燃料使用可能量の増加
  12. CFDシミュレーションの制限撤廃

出典 2018年から2019年へのF1マシンの変化 2019年 F1レギュレーション – 知っておくべきルール変更点のまとめ(FORMULA1-DATA)

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フロントウイングは壊れやすい?

私が最も懸念しているのは「フロントウイングの簡素化」です。

今まで、フロントウイングには複雑な小さなウイングがたくさん附属していました。
それを禁止し、よりシンプルにしようという試みです。

ダウンフォースの低下をある程度抑止するために、フロントウイング自体の面積は大きくなります。

……

2010年頃(2009年〜2015年)のF1マシンもフロントウイングが大きく張り出していました。

巨大なフロントウイングの弊害は接近戦で壊れやすいことです。

その頃は、オープニングラップでフロントウイングを壊し、引きずりながらピットインする車が多かった。

接近を可能にするはずのルール変更があだになった形です。

それと同じことが2019年も起こるのではないでしょうか?

スタイルもカッコ悪くなるのでは?

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タイヤが覚えにくい

もう一つの懸念はタイヤの呼び名が変わることです。

2018年スリックタイヤには以下のようにたくさんの種類がありました。

  • スーパーハード
  • ハード
  • ミディアム
  • ソフト
  • スーパーソフト
  • ウルトラソフト
  • ハイパーソフト

これらの名称が2019年は「C1」から「C5」に変わります。

あまりにも無個性な名前なのでたぶん覚えられません。

最後に

2019年のレギュレーション変更は各チームにどのように作用するのでしょうか?

エンジン規定が変わらないので、メルセデス、フェラーリの優位は変わらないでしょう。

不安なのはレッドブルです。

今回のレギュレーション変更はレッドブルに有利という見方もあるようです。

しかし、エンジンもホンダに変わってしまうので、どのように影響するかは全く予測が付きません。

これでレッドブルが中段に埋もれるようなことがあれば大変な事になります。

ホンダには頑張ってもらって、フェルスタッペンがチャンピオンになる姿を見たいものです。

© bluelady.jp


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